ハンダノビッチの代役確保は必須だったか 大一番で浮き彫りとなってしまったインテルの“控えGK問題”
勝利を掴んでいれば、ACミランを追い抜いての首位浮上だった。しかし、そう簡単に事は運ばない。現地時間27日に行われたセリエA第20節延期分のボローニャ戦にて、インテルは痛恨の敗戦を喫することとなってしまった。勝ち点差「2」で追う首位チームの背中はすぐそこまで迫っていた同クラブだが、今季の優勝争いを左右する重要な一戦でまさかの黒星。ショッキングな試合となったことは間違いない。
しかし、今回の一敗は喫するべくして喫したものなのかもしれない。この試合、コンディション不良でスタメンから外れたサミール・ハンダノビッチに代わって起用され、致命的なミスを犯してしまったラドゥ。敗因は彼にあると考える人も多いだろうが、そもそも起用できるGKが彼しかいなかったことが問題と考えることもできるはずだ。
数年前から、現地メディアやSNS上のファンの間では「年齢を重ねてきたハンダノビッチの控えとなるGKの補強が必要」との声があったインテル。昨夏までの数回の移籍市場では、アーセナルのベルント・レノや当時ウディネーゼのファン・ムッソといった実力派GKを獲得する話も持ち上がっていたのは記憶に新しい。だが、同クラブはこれまでGKの補強には積極的に動かず。その結果として、今回のような控えGKのミスが敗因となるようなゲームが生まれてしまった。そのようには考えられないだろうか。
フットボールに「〜たら・〜れば」はナシだ。とはいえ、今回の敗戦で考えずにはいられないインテルの“控えGK問題”。はたして、今後はどうなるか。まずはハンダノビッチの全快を待ちたいところだが……。
