中国・温州の鉄道事故と台湾の鉄道事故、中国人が指摘した「違い」とは
中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、台湾の特急脱線事故と、中国・温州で発生した高速鉄道の衝突脱線事故を比較し、賠償金や対応のスピードが全く違っていたと指摘する動画を配信した。
では、中国・温州での衝突事故はどうだったのだろう。配信者は、金額がなかなか定まらず、実際に支払われるまで数年かかったと指摘している。事故直後の賠償金は10数万元が提示されたようだが、少なすぎると批判されたため、50万元(約850万円)ほどまで引き上げられた経緯がある。しかし、それでも合意することができず、91万5000元(約1555万円)になったとされているが、遺族の誰も納得しなかったため金額が徐々に引き上げられたと紹介している。
台湾の事故では政府による慰問金のほかに、支援募金も遺族や被害者に分配され、遺族には1人あたり約1500万台湾ドル(約5800万円)が支払われるとの報道もあり、差はさらに広がりそうだ。
コメント欄を見ると、「人命の価値の差」を痛切に感じた人は多いようで、「同じ民族でも、命の価値は違う」という人や、台湾の賠償金は「命への尊重の表れだ」と感心する人、また「比較すると傷つく」という意見も多かった。それにしても、温州での衝突事故という中国人にとっては「敏感な話題」を、動画で配信する人がいるというのは意外なことだ。事実、「温州の話をする勇気があって、すごいね」という人も複数見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
