かつて中国人学者が「日本人こそ、本当の中国人だ」と語った真意=中国メディア
記事は、清朝末期から中華民国期に活躍した学者・辜鴻銘氏がかつて東京帝国大学の講堂で「中国文明の復興と日本」という講演を行い、「日本人こそ本当の中国人だ」という考え方を披露したと紹介。この発言に対して多くの中国人留学生が反感を覚えるとともに、日本人もその意味を理解しかねる様子だったと伝えた。
記事は、当時日本に留学していた中国人学生からは辜氏に対して「日本人におもねるためなら、どんなことでもするのか」などと罵声が飛び出したとした上で、当時の学生たちはその意味を誤解していたと指摘。「辜の学識の深さを感じざるを得ない。当時の外国人は彼を東洋の賢哲の一人を見なし、『中国で故宮の三大殿を観なくてもいいが、辜鴻銘を見ないわけにはいかない』と称されるほどだったのだ」と評している。
中国のネット上で日本の古都である京都や奈良について紹介する際、しばしば「唐代の中国の面影を残す」、「今の中国で失われてしまった唐の時代の生き写し」といった表現が用いられる。それはまさに辜鴻銘氏の指摘した内容と見事に一致するものであり、この点からも辜鴻銘氏の見識の高さがうかがい知れるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
