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いよいよ2020年12月19日から「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」が横浜山下埠頭でスタートする。最大の見どころは動く実物大ガンダムだが、もうひとつ是非とも体験したいアトラクションがある。臨場感溢れるVR体験が可能なVRドーム「GUNDAM Pilot View SoftBank 5G EXPERIENCE」だ。体験者はエンジニア候補生として、ガンダムの起動シミュレーションに参加する疑似体験ができる。

「GUNDAM Pilot View SoftBank 5G EXPERIENCE」イメージ (©創通・サンライズ)
ガンダムのコクピットに乗り込んだかのように、実物大ガンダムに設置されたカメラからガンダムの足元を見下ろしたり、横浜の街を一望できる。アムロの声のAIによるストーリーテリングも楽しめる。(体験に別途料金はかからない)

「GUNDAM Pilot View SoftBank 5G EXPERIENCE」実際のVRドーム。ガンダム搭乗を仮想体験できる。敵のモビルスーツを検知!! (©創通・サンライズ)

胸の下あたり、中央にライブビュー・カメラを設置。その下がコクピット位置 (©創通・サンライズ)

●「GUNDAM Pilot View」でガンダム搭乗を疑似体験
制作したのはソフトバンク。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」には5Gパートナーとして協賛している。場所は実物大ガンダムの正面にある建物「GUNDAM-LAB」内の1階。「GUNDAM-LAB」はガンダムの仕組みを楽しみながら知ることができる施設で、ロボットのしくみや動く実物大ガンダムの模型などが展示されている。




●5Gを体感できるガンダムのコクピット体験
動く実物大ガンダムは全高18m。「GUNDAM Pilot View」はその実物大のガンダムのコクピットを目指してGドックの階段を登っていくところから始まる。でも、体験者は足踏みするだけ、アムロの声のAIが案内してくれるのでその通りに進めばよい。


指示に従ってガンダムのコクピットのハッチに近付いていこう
巨大なガンダムが間近に見える映像では迫力と興奮を覚えるに違いない。この時の映像は実物の「GUNDAM‐DOCK TOWER」に登っても見ることができない角度からの接近映像なのでぜひ見ておきたい。


■Full-scale GUNDAM Pilot View SoftBank 5G EXPERIENCE:

©創通・サンライズ

実際の動く実物大ガンダムではコクピット内は公開されていないが、「GUNDAM Pilot View」ではコクピットのハッチ(ドア)を開けて乗り込むことができる。ここからがライブ映像となる。

実物大ガンダムに装着されたカメラから見下ろす映像はまさにガンダムに搭乗した気分。足で操作してカメラの位置も変更することができる。
最後にはストーリーが展開される。ガンダムに近付いてくる敵モビルスーツを探知。「5G」通信を使って迎え撃て。

●5G通信とVRドームでリアル体験を実現
「5Gは伊達じゃない!!」アムロAIの声が響く。
このアトラクションには実際に「5G通信」が使われている。ガンダムの胸部に設置されたライブカメラの4K映像をガンダムの背中に設置された5G通信機を通じて発信、5G基地局のクラウドを通じて「GUNDAM Pilot View」ブースに届くしくみだ。

「GUNDAM-LAB」内に設置された5G通信機器
ソフトバンクの堀川氏に今回、参画した経緯とアトラクションの見どころを聞くと「動くロボットと通信するにはワイアレスで、かつ高画質の大容量が求められます。そうなるとWi-FiやLTEではなく、次世代の5Gが最適で、私達の方から今回の企画を提案し、イベントに参画することになりました。ガンダムのカメラから4K映像を背中の基地局を通じて5G通信で配信し、それをここで受信、通信はすべて5G環境で作っています。
私自身もそうですが、来場した人の多くは実物大ガンダムからの視点を実際にライブで見てみたいと思うのではないでしょうか。それを実現するために最先端の5G通信とVRドームを使って開発しました。単なる4K映像を観るだけでなく、あたかもガンダムに乗り込んでいるかのような体験をして頂ければうれしいです」と語ってくれた。

ソフトバンク株式会社 5G & IoTソリューション本部 コアソリューション統括部 5Gネットワークソリューション部 ソリューション戦略課 課長 堀川学氏
動く実物大ガンダムを見上げた後は、ガンダムのコクピット目線からの眺望を楽しむ新体験も忘れずに。

©創通・サンライズ


(神崎 洋治)