Sony

年末に発売が予定されている、ソニーのPlayStation 5と米マイクロソフトのXbox Series X。このうち後者は初日から初代Xbox〜Xbox Oneの4世代ゲームが遊べると明らかにしていますが、ソニーは後方互換性(過去ハードの専用ソフトが動作可能であること)に関して沈黙を守ったままです。

この件につき、「アサシンクリード」シリーズで知られるUbiSoftが「PS5にPS1〜PS3との後方互換性はない」とおそらく意図せず言及したと報じられています

海外テックメディアBGRによると、UbiSoftの公式サイトに追加されたサポートページにて「サポートされているPS4タイトルでは後方互換性が利用できますが、PlayStation 3、PlayStation 2、PlayStationのゲームでは利用できません」と記載されていたことを伝えています。なお記事執筆時点では「PS4からPS5へのアップグレード」に改められてPS1〜PS3のくだりは消えていますが、ほかMSPowerUserも同様の記述があったと報じています。

ちなみにXbox Series X向けページでは「サポートされている Xbox One、Xbox 360、および Xbox のタイトルで下位互換性を使用できます」とあり、同社が両ハードの後方互換性まわりを認識していることは明白と思われます。

ソニーがPS5の後方互換性に初めてコメントしたのは、昨年5月の経営方針説明会でした。次いで開発者向け技術解説で人気PS4ゲーム上位100本のほぼ全てが動くと発表した後、「いずれは」PS4ゲーム4000本以上の大多数は動くことになると補足。PS5の独占タイトル(少なくともXbox Series Xとはマルチにならない)のアピールには熱心な一方で、PS3以前との後方互換性にはノーコメントを貫いていました。

そもそもSIEのジム・ライアンCEOは後方互換性に関して「要望は多いものの、実際にはあまり使われていない機能の一つだと言えるでしょう」「最近、グランツーリスモのイベントに参加したんですが、そこにはPS1、PS2、PS3、PS4版が並んでいて、PS1とPS2のゲームは古びて見えました」と否定的な見解を述べていました。売り切った過去パッケージが遊ばれても自社に利益をもたらさず、新たな客層を呼び込む導線にもなりにくいという判断があるのかもしれません。

しかし同じくPS3以前と後方互換性がなかったPS4向けにも、歴代PSタイトルが遊べる定額制サービスPlayStation Nowが提供されています。これがPS5にも引き継がれるのか注目ですが、PS Nowは半額以下の大幅値下げを実施したあとも期間限定30%オフ等テコ入れされており、ソニーにとってすでに過去のソフト資産に魅力がなくなっていないよう祈りたいところです。

Source:BGR