去就が注目されるMF伊藤達哉

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 ブンデスリーガ2部ハンブルガーSVに所属するMF伊藤達哉はU-21チーム降格を告げられ、元日本代表DF酒井高徳とともにクラブを退団する可能性が浮上している。独『ハンブルガー・モルゲンポスト』が伝えた。

 東京五輪世代の伊藤は今夏、U-22日本代表の一員としてフランスで行われたトゥーロン国際大会に、A代表の一員としてブラジルで行われたコパ・アメリカに両参加した唯一のメンバー。オフを終え、月曜日(15日)にハンブルク入りしたが、同紙は「トップチームに戻らないことは明らか。22歳はU-21チームで練習し、プレーすることになる」と伝えている。

 伊藤は2015年夏に柏レイソルの下部組織からHSVのU-19チームに加入。2016-17シーズンは2軍でブンデス4部リーグで20試合に出場すると、17-18シーズン途中にトップチームデビューを果たし、20試合に出場。しかし、クラブ史上初の降格を味わい、2部に降格した18-19シーズンは14試合に出場した。

『ハンブルガー・モルゲンポスト』は「HSVでの伊藤の終わり」と見出しを打ち、ディーター・ヘッキング新監督が伊藤をU-21に降格させる決断を個人的に伝えたと報道。HSVを去る可能性が浮上している。