ブームなるか、アサヒが挑むあえての「瓶ビール」戦略の中身
アサヒは同商品を小瓶(330ミリリットル)限定で発売。グラスに注がずに直接飲用するスタイルを提案している。瓶から飲みやすいように苦味が強すぎないように調節した。
欧米では小瓶のビールを直接飲用するのは映画やドラマでもよく知られている。ただ、日本ではビールをグラスやジョッキに注ぐことがほとんどだ。
同社ビールマーケティング部の担当者は「若者には外国ビールなどを瓶で飲用するスタイルが親しまれている。ザ・クールはスポーツバーなど向けが中心だが、今後はビアガーデンなど広い業態にも提案する」とし、小瓶のスタイルの定着を狙う。
一方、料飲店向け瓶ビールの拡販にも力を入れる。これまで宴会などの飲用シーンが大半だったが、「あえてのビン」をキーワードに少人数でのコミュニケーションツールや自分のペースで飲める価値を訴求する。
あえてのビンをマンガにした店頭用ポスターや、PRする短冊などを配布する。アサヒは“とりあえずビール”に代わる新たなキーワードとして認知を高めたいとする。
あえてのビンを採用した店舗では、「ポスターの雰囲気が良い」「(商品名でなく)“あえてのビンください”と注文が入るようになった」と好評だという。
