各リーグの最速ハットトリックって、誰?
『Sportskeeda』は「イタリア、イングランド、ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガルでの最速ハットトリック記録を持っている選手は?」という記事を掲載した。
▼ポルトガルリーグ
フェルナンド・ゴメス(1988年)
ポルトガル代表として48試合に出場し、11ゴールを決めた名ストライカーの一人。ペナルティエリアでの得点感覚は随一であると高い評価を獲得した。
彼は1988年5月29日に行われたファレンセ戦でプレーした際、わずか7分間で3つのゴールを決める活躍を見せた。これは今でもポルトガルの最速ハットトリック記録である。
FCポルトで184試合に出場して163ゴールという記録を残した彼は、89年にスポルティング・リスボンへと移籍し、91年に引退。現在はポルトの大使として様々な仕事を行っている。
ちなみに、ポルトガルリーグで1試合5得点を決めたのはわずか6選手しかおらず、その一人がこのフェルナンド・ゴメスだ。
▼イタリア・セリエA
ヴァレンティーノ・マッツォーラ(1947年)
サンドロ・マッツォーラの実父として知られるヴァレンティーノ。トリノのチームが乗った飛行機が墜落した『スペルガの悲劇』により、30歳という若さで命を落とした名ストライカーだ。
グランデ・トリノと呼ばれた伝説のチームにおいてキャプテンも務めた彼は、1947年4月のヴィチェンツァ戦で、わずか2分の間にハットトリックを達成するという凄まじい記録を残した。
後にガーナ代表のケヴィン=プリンス・ボアテングが14分で3ゴールという記録を達成したものの、マッツォーラの数字まではまだまだ大きな差がある。69年経っても、ヴァレンティーノ・マッツォーラの数字は誰も破ることの出来ないものになっている。
▼フランス・リーグアン
マット・ムシルー(2005)
リールで活躍したことで知られ、チャンピオンズリーグにも出場したストライカーだ。彼は2005年、8-0という大差で勝利したイストル戦においてハットトリックを達成した。
彼の記録はわずか4分間で達成されたもので、その後それを更新するものは現れていない。
先日ズラタン・イブラヒモヴィッチが9分間でハットトリックを達成したが、それでも2番手。まだ5分間の差があるほど、ムシルーの記録は突出している。
▼イングランド・プレミアリーグ
サディオ・マネ(2015)
これはもちろん記憶に新しいものだ。セネガル代表でも活躍するサウサンプトンのストライカーは、昨年行われたアストン・ヴィラとの試合において、わずか2分と56秒の間にハットトリックを達成した。
13分、14分、そして15分にゴールを決め、サウサンプトンに大きな勝利をもたらした。
なお、サディオ・マネが更新する前の記録保持者は、あの名ストライカー、リヴァプールの「ゴッド」と言われるロビー・ファウラーである。彼は16分という数字を持っていたが、さすがに2分には・・・。
▼リーガ・エスパニョーラ
ダビド・ビジャ(2009)
バレンシアやバルセロナ、アトレティコ・マドリーでプレーしたスペインの名ストライカーであるダビド・ビジャは、リーガの歴史上で最速ハットトリック記録を保持している。
2005-06シーズンにバレンシアでプレーしていた際、彼はアスレティック・ビルバオとの試合においてわずか4分間でハットトリックを決めた。しかも82分、84分、87分と終盤の大事な時間だった。
その後バルセロナへと移籍してスペイン代表でも継続的にプレーする様になった彼は、国際試合で97試合59ゴールをあげるなど鮮烈な結果を残し、同国屈指のストライカーとして名を残すことになった。
▼ドイツ・ブンデスリーガ
ロベルト・レヴァンドフスキ(2015)
今季圧倒的な得点力を見せているロベルト・レヴァンドフスキが記録を更新した。2015年9月、ヴォルフスブルクとの試合で、わずか9分の間に5ゴールを叩き出したのだ。
51分と55分の間、わずか3分22秒の間に3得点を奪取しており、それが記録の更新となった。さらに60分には素晴らしいボレーシュートを決めている。
それまでの記録保持者は1991年、デュイスブルクのミハエル・テンニエスが達成したものだ。わずか6分間でのものだったが、レヴァンドフスキはそれを簡単に破ってしまった。
引退後に肺気腫に悩まされるなど苦しい人生を送ったテンニエスは、自分の記録が破られたことを喜び、レヴァンドフスキを賞賛するコメントを発表している。
▼オマケ:Jリーグ
眞中靖夫(2001)
セレッソ大阪ゴールランキング10位 眞中靖夫 26点
限られた時間で勝負を決めるストライカー。2001年柏レイソル戦で伝説の3分間ハットトリックを達成。 http://t.co/rSiRyQnApS … pic.twitter.com/Tokm2Z3x4s
- セレッソ大阪BD・DVD公式 (@CEREZODVD) 2014年3月14日
鹿島アントラーズ、セレッソ大阪、サンフレッチェ広島、横浜FCでプレーした眞中靖夫選手がJリーグではトップだ。
特に彼の場合世界でも珍しい「途中出場からの最速ハットトリック」である。柏レイソル戦で72分、73分、そして75分にゴールを決めた。しかもピッチに出てからわずか7分だった。
