学生の窓口編集部

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1月27日放送、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)では、閉店セールを年中しているお店。「もうあかん やめます」こんなノボリを立てて閉店セールし、客に最後のセールを提供する。しかもそれを年中やっているお店が大阪にある。靴屋シューズ・オットーは、この「もうあかん やめます」を続けて20年。大阪駅から1キロほどのビジネス街にあり、1977年に開店したシューズオットーは「もうあかん やめます」と書かれたノボリを出して、20年が経過した。だが今回はいよいよ本当に閉店するようだ。

街の人に聞くと、四六時中閉店セールをやっていて、何年もやっているのでいつ閉店するのかとずっと思っていたと話す。オットーは「倒産セール」や「もうあかん!やめます!いや、やっぱりやります!どっちやねんセール」などのセールを20年以上続け、毎日のように閉店セールをしていた。

番組では店長代理に直撃。店長の休養と建物の老朽化により、今回は偽りなく本当に閉店するのだという。現在、店長は療養中。お店のファンと店長の人形が交代で店番をしているようだ。今回は15,000円の靴を2,000円で売るなど、かつてない赤字覚悟の大セールを展開中。

なぜ年中閉店セールをしていたのか。それはバブル崩壊で客が激減したとき、「もうあかん」と看板をつけると客が増えたのだ。商売としてまたやらなければと思ったという。「もうあかん、やめます」は、コピーライターの中山さんと店長で一緒に考えたもの。

こうした閉店セール商法については、行政が動くこともあるという。悪質なものは消費者庁によって勧告がなされる場合もある。あまりに目に余るものは通報される可能性もあるが、商売人としては閉店と打てば客が増えるため、店側にとっては嬉しいもの。だが誤認表示させて、消費者に本当に閉店と誤認させてかけこみで誘引することは、法的な問題に抵触しそうだ。今回のオットーのケースは長年放置されてきたが、それはシャレがわかる大阪という土地柄が多分に関係しているのだろう。

「もうあかん、やめます」のノボリは、はじめて見た時は、おっと思うが、慣れてくるとだんだん店のやり口が街の人に浸透してきたようだ。20年もこのノボリを出し続けるとは大したものだが、街の人は本当に閉店するのか疑っている。オオカミ少年のようだが、今度の今度は本当に閉店するようだ。