「プレミアリーグ最強の第2GKは誰だ?全チームの20人を査定!」

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英国『Daily mail』がプレミアリーグ全20チームの第2GKたちを採点していた。

ここでは当サイト独自の選手情報とあわせて、その評価を紹介する。なお、点数は10点満点。

アーセナル⇒ダビド・オスピナ(7.5点)

エミレーツにおいてペトル・チェフの2番手となっているオスピナ。27歳のコロンビア人GKは昨季プレミアリーグで18試合に出場したが、今季はリーグ戦では起用されていない。

アストン・ヴィラ⇒マーク・バン(4点)

プレミア最下位のヴィラの正GKはブラッド・グザンで、31歳のバンが2番手だ。キャピタルワン・カップで出番を得たが、4部ノッツ・カウンティ相手に3失点を喫した(直近2試合はプレミアでも起用されている)。

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プレミアでは優秀な控え、下部リーグでは不動の守護神というタイプのGK。また、PKに強い。

もとはトッテナムユース出身だが、トップチームには進めずノーザンプトン、シェフィールド・ユナイテッド、ブラックバーンなどで力を着実につけた。ノーザンプトンでは2007年のチームMVPにもなった。

2012-13シーズンのノリッジでは、EURO2012代表候補にも選ばれたジョン・ルディの怪我により11月に初出場を飾るとその後定位置を掴んだ。今季ノリッジからヴィラへ移籍。

ボーンマス⇒アダム・フェデリーチ(5.5点)

No.1はアルトゥル・ボルツだが、30歳のフェデリーチも今季プレミアで5試合に出場している。

マンチェスター・シティ、サウサンプトン、ニューカッスル、スウォンジー、エヴァートン相手にクリーンシートを達成できず、合計13失点を喫した。

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オーストラリア代表経験のあるGK。

オーストラリア・スポーツ研究所出身だが、イタリアやノン・リーグでのプレーもある苦労人。

大柄なタイプだがそれほど強さは感じず、グラウンダーのボールには弱い。また高さ、反応も特筆すべき点はないが、1vs1には強い。DFにボールを預けることが多くあまりキックは使わない。

レディングがプレミアにいた頃にはリーグを代表する若手GKと騒がれた存在であった。

チェルシー⇒アスミル・ベゴヴィッチ(8点)

チェフの座をティボー・クルトワが奪い、バックアップとして獲得されたのが28歳のボスニア・ヘルツェゴビナ人GKだった。今季クルトワが離脱した際その穴を埋め、プランBとしてはいい。

クリスタル・パレス⇒アレックス・マッカーシー(6点)

現在パレスの守護神はウェイン・ヘネシーだが、バックアップは2人いると言える。マッカーシーはフリアン・スペローニよりもベンチ入りする機会が多い。

とはいえ、当初はこの26歳のイングランド人が正GKであり、その座をヘネシーに奪われた。

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レディング下部組織出身のGK。

長身だが細身で長い手足を利用したリーチで勝負するタイプ。ビッグセーブも多い。

2007年にトップチーム昇格も下部リーグを中心に短期ローンで経験を積み、2012-13シーズン中に正GKへ抜擢された。

2010年にイングランドU-21代表へ招集されると、2011年のU-21EUROメンバーに選出された。2013年5月のアイルランド戦でA代表初招集。

エヴァートン⇒ジョエル・ロブレス(7点)

25歳のスペイン人GKは今季キャピタルワン・カップで出番を得ており信頼されている。36歳のティム・ハワードが正GKだが、ジョエルはその代役を務められるはずだ。

レスター⇒マーク・シュウォーツァー(6点)

カスパー・シュマイケルの2番手であるシュウォーツァーは今季カップ戦で起用されている。

ボロやフラムでは評価を受けたが、彼も43歳になった。もしシュマイケルが負傷した際にはレスターは問題を抱えることになるだろう。

リヴァプール⇒アーダーム・ボグダーン(4.5点)

今季加入した28歳のハンガリー人GKはシモン・ミニョレを脅かせていない。12月のワトフォード戦で起用されたものの、致命的なミスを犯し0-3の敗戦の戦犯となってしまった。

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ハンガリー代表経験を持つGK。若い頃から将来代表のゴールマウスを担うのは彼だと嘱望されていた。

2008年10月のマルタ戦でA代表初招集を受けるも、初出場は2011年6月のルクセンブルク戦と3年近く待たされた。

2007年にボルトンへ移籍。2010-11シーズン、出場停止のヤースケライネンに代わり、8月のアーセナル戦でプレミアデビュー。果敢な飛び出しでピンチを防ぐなど、好プレーを見せた。

ボルトンのGKの好みだからなのか高身長だが、高さというよりはシュートへの反応に優れ、低いボールも苦にせずボールをとにかく掻き出すタイプ。

2015年夏、フリーでリヴァプールへと移籍した。自らのプレースタイルについては、「飛び出すことや、エリアを離れるのを好む」と述べている。

ハンガリーの伝統なのか、キラーイ、バボシュと同じように長いトレパンを愛用。

マンチェスター・シティ⇒ウィリー・カバジェロ(6.5点)

35歳のアルゼンチン人GKは、ジョー・ハートの控えとして今季7試合に出場している。問題はクリーンシートがないこと。彼はバックアップにはなるが、ハートに置き換える存在としては十分ではない。

マンチェスター・ユナイテッド⇒セルヒオ・ロメロ(7点)

ダビド・デ・ヘアのバックアップであるロメロ。28歳のアルゼンチン人GKは今季リーグ戦最初の3試合では失点がなかった。彼はナーバスにもなりえるが、スウォンジー戦ではもっとうまくやるべきだった。

ニューカッスル⇒ロブ・エリオット(6.5点)

右ヒザの前十字靭帯を断裂したティム・クルルは今季再びプレーすることはないだろう。

その代役となった29歳のアイルランド人GKはここまで威厳を見せている。だが、クルルが復帰次第、再びベンチへ戻ることになるだろう。

ノリッジ⇒ジョン・ルディ(6点)

今季ノリッジの正GKは入れ替わっている。当初は29歳のルディがNo.1だったが、12月以降は24歳のデクラン・ルッドがゴールマウスを任されている。

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イングランド代表経験を持つGK。

当時A代表招集未経験だったが、サプライズでEURO2012本大会メンバーに選出され話題になった(怪我により辞退)。2014W杯も予備登録に回り、ビッグトーナメントにはどこか縁がない。

気迫のこもったセービングとコーチングが光る選手。大柄ながら細かいステップワークが可能で、1vs1の際には相手がシュートモーションに入るまでに一気に距離を詰めよりコースを防ぐ。

また、熱いコーチングは相手陣地にまで届くような大声で通りも良い。ただ、ややボールに行き過ぎるきらいがあり、ルーズボールやロングボールを応対する場面ではチームメイトとバッティングしてしまうことが多々ある。

デビュー当時は将来のイングランド正GK候補と評価され、エヴァートンが25万ポンドで獲得したほどの逸材だった。だが、その後はのべ9チームにレンタルに出される壮絶なドサ回り。最終的には移籍先のノリッジで2010-11シーズンにようやくレギュラーポジションを掴んだ。

サウサンプトン⇒マールテン・ステケレンブルフ(7点)

本来の正GKフレイザー・フォースターは負傷により10か月離脱していたが、このほどU-21の試合に復帰。

33歳のオランダ人GKステケレンブルフは絶えずそこにいることになるだろうが、フォースター復帰後は控えに戻るはずだ。

ストーク⇒ヤコブ・ハウゴーア(4.5点)

正GKはジャック・バットランドであり、新加入の23歳ノルウェー人ハウゴーアが控えを務めている。

彼はずっと新天地デビューを果たせていなかったが、つい先日のFAカップでようやく出番を与えられた(3部ドンカスター相手に2-1で勝利)。

サンダーランド⇒ヴィート・マンノーネ(6点)

誰が2ndGKなのかが難しい。今季の大部分ではコステル・パンティリモンが正GKといえるが、年末年始になって27歳のイタリア人GKも3試合連続で起用された。

スウォンジー⇒クリストファー・ノルドフェルト(5.5点)

ウカシュ・ファビアニスキが正GKで、その控えがこの26歳のスウェーデン人GKだ。チームはファビアニスキにより信頼を置いているので、彼はカップ戦で起用されている。

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スウェーデン代表経験を持つGK。

190cm85kgという恵まれた体躯を持ちながら、運動能力が非常に高く守備範囲も広い。

特に跳躍に関しては世界トップレベルと言えるほど凄まじいジャンプを見せる。ただ、ポジショニングや反応、判断力、ハンドリングなどGKに必要な要素に安定感がない。

ファン・バステン体制下のヘーレンフェーンでは守護神として起用された。ただ、オランダでプレーするにはポゼッションスタイルへの理解、足元の技術ともに厳しさもあった。今季スウォンジーに加入。

トッテナム⇒ミシェル・フォルム(6.5点)

32歳のオランダ人GKは今季開幕戦のマンチェスター・ユナイテッドで起用された。

ただ、それは正GKウーゴ・ロリスが負傷していたからであり、ファーストチョイスが彼であることに揺らぎはない。フォルムはカップ戦で起用されている。

ワトフォード⇒ギエドリュス・アルラウスキス(5.5点)

No.1GKはエウレリョ・ゴメスであり、28歳のリトアニア人GKが2ndを務めている。去年8月末のリーグカップに起用されたが、2部プレストンに敗れた。

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ルーマニアリーグで名を上げたリトアニア代表GK。

183cm80kgとGKとしては大きくないが、的確なポジショニングと判断が光る。

2008年1月加入したウニレア・ウルジチェニでは2シーズン目に奇跡のリーグ優勝に貢献するとともに、リーグのベスト11にも選出された。今季ステアウア・ブカレストからワトフォードへ移籍。

WBA⇒ボアズ・マイヒル(6.5点)

本来の正GKベン・フォスターが離脱するなか、33歳のウェールズ人GKがその代役を務めている。

アンデルス・リンデゴーアを押しのけて起用されているマイヒルは自分の仕事をしている。だが、フォスターが復帰すれば彼がNo.1の座に返り咲くとみられる。

ウェストハム⇒ダレン・ランドルフ(6点)

28歳のアイルランド人GKランドルフは今季序盤のEL予選やプレミアリーグで起用された。第3節のボーンマス戦では4失点を浴び、3-4で敗れ去った。

その後、スペイン人GKアドリアンがNo.1の座を取り戻している。

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アイルランド代表経験のあるゴールキーパー。

185cmと大柄ではないが、シュートストップに長けるタイプのGK。

ちなみに、バスケットボールの下部リーグでプレーしていたことがあり、バスケットボールのアイルランド代表チームでもプレーした経験を持つ。


この20人中で最も評価されていたのは、チェルシーのベゴヴィッチで8点。ストークでは絶対的守護神だっただけに納得である。

それに次ぐのが、アーセナルのダビド・オスピナの7.5点。その次はエヴァートンのジョエル、ユナイテッドのセルヒオ・ロメロ、サウサンプトンのステケレンブルフで7点という評価であった。