自動車部品大手デンソーは、半導体大手ロームに対する買収の提案を撤回する検討に入った。2025年9月末時点でローム株の5%弱を保有し、電気自動車(EV)向け需要が高まるパワー半導体の強化を狙ったが、ロームは、東芝、三菱電機とパワー半導体事業の統合で対抗する構えを見せていた。デンソーは「ロームに限らず第三者との連携の可能性を積極的に検討する」としており、今後、戦略の練り直しを図ることになりそうだ。