公開中の「人はなぜラブレターを書くのか」は、映画表現の力を体感させる映画だ。綾瀬はるか演じる主人公がふと「大昔の初恋」の相手に宛てて書いた手紙をめぐる物語。実話を土台にしたオリジナルストーリーと、音、情景、そして俳優たちの演技が、自然に溶け合って見る者の心に深く響く。脚本・編集も手がけた石井裕也監督に、本作にこめた思い、そして、どのように演出し、どのように音や映像の力を生かして、作品をつむぎあげ