医師に喫煙や間食を伝える義歯型センサ、国立台湾大学の研究者が開発
論文 Sensor-Embedded Teeth for Oral Activity Recognition を発表したのは、国立台湾大学の Hao-huan Chu (朱浩華) 教授らのチーム。試作した「ウェアラブル口腔センサーシステム」はデンタルプレート(有床の入れ歯)に3軸加速度センサを埋め込んだ構造で、100Hzの間隔で顎の動きを記録します。
実験用のプロトタイプはサイズも大きく電源も外部供給といった制限があるものの、朱教授らは今後Bluetooth などの無線あるいは人体データ転送技術、充電池の内蔵、さらには入れ歯でなく王冠や歯の詰め物にできる小型化などの研究を続けるとしています。
スマートフォンの各種センサを使っていまユーザーが何をしているか賢く推測したり、ブレスレットなどのセンサで睡眠や活動を認識する技術は最近ますます一般的になって来ましたが、義歯型センサが機能・性能を向上させれば、そのうち間食や喫煙をお医者さんに密告したり、スマートフォンと連携して今何を食べているか勝手にソーシャルステータスを更新したり、骨伝導で「せめてあと10回は噛もうや!」「いま舌打ちしたよな?」と警告してくる歯も実現するかもしれません。
