ファンクショナルの概念でコアを鍛える新型ジム=TIP.X 新宿
首都圏・関西・中京東海地区を中心に59店舗のフィットネスクラブを展開するティップネス(本部:東京都港区、代表取締役社長:武信幸次)は5月6日、「ティップ.クロス TOKYO 新宿」をオープンする。5月1日に記者説明会および内覧会を開催した。フィットネス市場は2005年をピークに市場規模が伸び悩んでいるものの、施設数は毎年拡大しフィットネスクラブの供給過多が起きている。ティップネスの都心店営業部長の上野和彦氏は、「フィットネスのコモディティ化と高齢化が進んでおり、新しい価値を提案することで、市場の活性化を促したい」とファンクショナルトレーニング(動作の連動性や協調性の向上を目的とした身体機能向上のためのメソッド)を軸にした新しいブランドの狙いを語った。
「ティップ.クロス(TIP.X)」は、都心型の新ブランド。2011年4月にティップネス渋谷の全面リニューアルによって1号店が誕生し、その進化形として新たなアイデアを盛り込んでティップネス新宿を全面リニューアルした。店舗のコンセプトは「都心に集う、新しい文化・情報を吸収しながら積極的に自己を高める、そんなエンパワーメントな人々が、ボディ・スタイル・センスを磨くために集う新しいジム」。ティップネス常務取締役の本城和彦氏が「ここ数年の間、お客さまとのリレーションの進化という課題を考え続けてきたティップネスが提案するひとつの答え」という位置づけのフラッグシップになる。
「ティップ.クロス TOKYO 新宿」では、「新宿にアクセスするエンパワーメントパーソンのためのジム」という基本コンセプトに、「短時間」「効率的」「セルフユース」というキーワードを加え、「ストレス解消」「疲労回復」といった価値を提供するとしている。ファンクショナルトレーニングを軸に映像や音楽、音声などを織り込んだ、楽しく、しかも、的確なトレーニング理論に基づいたプログラムを提供する。
施設の特徴は、フロア中央部に設けられた約7m×約15mの人工芝による「ファンクショナルトレーニングフィールド」が広がる。フィールド上に投影された映像を使い、ゲーム感覚でトレーニングできる「フィールドワークアウト」、米国海軍が開発に携わったという国内初のサスペンション型トレーニング「TRX シェイプ」、そして、綱渡りの要素を取り入れたトレーニング機器の「スラックライン」など、楽しさと効果を両立させたファンクショントレーニング専用プログラムを週100本以上用意する。
ファンクショントレーニングについては、オープニングセレモニーにゲストとして招かれたスポーツジャーナリストの中西哲生氏が、「アイソレート(部位別トレーニング)とコレクティブ(連動性)の共存が重要という考え方は、最近のアスリートのトレーニングで注目されている概念。ティップ.クロスのフィールドにある設備は、バランスを意識させるトレーニングに最適なものに感じられる。バランスを保とうとすると身体のコアの部分が鍛えられるので、効果が高いと思う」という感想を語っていた。
また、デジタルサイネージを融合させ、個々人の心拍数表示によって個別のプログラムに対応も可能なスピニング専用スタジオ、模擬高地トレーニングが可能な低酸素ルームなども設置されている。さらに、男性向けYOGAプログラム「おとこYOGA」、ニューヨークスタイルのストリートダンスクラス「TENS STREETDANCE NY STYLE」、独特の音楽でダンサブルな動きが特徴の「Capoeira」、池田佐和子氏による下半身シェイプアップレッスン「MATAGI」などのプログラムも用意されている。
写真は、「TRX−Shape」を体験する中西哲生氏。(編集担当:徳永浩)
