見切りも抜群、パンチ力も強いヨードセングライだが、フック系のパンチでガードががら空きになることも

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26日(土・現地時間)、スウェーデン首都ストックホルムのホヴェット・アリーナで開催されるRumble of the Kings 2011。日本から佐藤嘉洋が出場する同大会では、K-1ルール、ムエタイ・ルール、そしてMMAルールと興味深いカードが揃っており、北欧一の格闘技の祭典ということができる。

メインはヨードセングライ・フェアテックス×アルトゥール・キシェンコのミドル級(72.6キロ)K-1ルールマッチ。通算戦記176勝71敗4分というとんでもない戦績を誇るヨードセングライは、ルンピニー・スーパーウェルター級王座を皮切りにWPMF、WMC、そしてWBCなど数多くの王座を戴冠しているムエタイ界を代表するナックモエだ。

昨年のKINGS CUP優勝、8月に日本で白須康仁に敗れたが、10月28日にバンコクでトヨタ・ムエマラソンに出場し、準優勝に終わったものの精力的に活動を続けている。対する日本でもお馴染みのキシェンコもまた、9月のIt’s Showtime 70キロMAXトーナメント決勝で、ロビン・ファン・ロスマーレンに敗れており、ヨードセングライ越えで復帰を印象つけたいところ。

両者が対戦する上で、キーワードはK-1ルールと72.6キロという体重。ムエタイ・ルールが本職といっても、ストックホルムでK-1MAXスカンジナビア大会に出場したり、日本でもK-1ルールで戦うなど、世界中でキャリアを重ねるヨードセングライは、ムエタイ以外のルールでも問題なく戦える。

サウスポーのヨードセングライは、左右の両方のパンチで相手をKOすることができる。エルボーがあれば、鬼に金棒だが、なくても左ミドルから右ストレートや、コーナーに詰めてから、ボディからのコンビネーションで、数多くの対戦相手を沈めてきた。

一方、オランダのマイクス・ジムでトレーニングするようになり、70キロでのファイトを続けるが、去年の今頃は計量に苦しんでいたのも事実、KO負けした後の試合ということもあり、70キロより72.6キロの方が戦いやすいに違いない。

時折り、肩が開き、顔面ががら空きになることもあるヨードセングライに対し、カウンターを決めることも可能だが、荒くなるまで打ち合えるか。左ミドルを手でブロックしていては、先にダメージを受けるので、手は出せなくなる。そのためにロープ、あるいはコーナーに詰められないこと、つまり前に出ることが大切になってくるキシェンコだ。
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