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皇族数の確保に向けて(戦後に皇室を離れた)旧11宮家の男系男子を養子として皇族にする案について、議論されています。こうした中、旧宮家の男性が、「なれと言われたら拒否する」などと語りました。

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久邇朝宏さん(81)
「私が(皇族に)なれと言われたら拒否します。国民が納得できる人にはなれないから」

こう話すのは、旧11宮家のひとつ、旧久邇宮家に生まれた久邇朝宏さんです。

旧11宮家とは、1947年、皇籍離脱によって一般国民となった旧宮家の人々とその子孫です。

いま、議論されている皇族数確保策のひとつに、この旧11宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案があります。

■旧11宮家・男系男子を養子として皇族に

「養子案」について、久邇さんは…。

「今さら何を言ってやんでって感じで」

久邇さんが養子案に戸惑いを感じる理由の一つが、「皇族としての教育を受けてこなかったこと」

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久邇さん
「どういう人間になれば一般の国民から親しまれるような人になれるか」「今までそういう教育も受けたことがない人が、いきなり戻れと言われたら無理だと思います」

父は旧久邇宮家の当主。父の妹は昭和天皇の后、香淳皇后。自身は上皇さまのいとこにあたる久邇さんです。

しかし、学校や勤務先で、自分が宮家出身だと明かすこともありませんでした。

■“宮家出身”を周囲に隠していた久邇さん

久邇さん
「要は特別扱いをされたくなかったですよ。とにかくバレないように静かにしてました」

一方で、皇室との交流が途絶えたわけではありませんでした。叔母の香淳皇后は、親しく接してくれたと話します。

「よく皇居に呼んでいただいて、それでお話を。優しいおばさんみたいな感じ」

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大学生の頃には、昭和天皇・香淳皇后の前で、

久邇さん
「恥ずかしながら私が落語をやったときの現場です。ものすごい後悔しました、アガってうまくいかない」

■あくまでも“一人の国民”としての生活

皇室とのつながりは持ちつつも、あくまでも一人の国民として生活してきた久邇さん。

一方でほかの旧宮家の人々が養子に入ることをどう考えているかは人それぞれだと話します。

久邇さん
「可能な人はいるのかなとは思います。普通に考えたら、ごく普通に成功して成長して、そのあと君は元皇族だから宮様に戻りなさいなんていうことは言われたらなれるやつはいないと思いますけど」

■世論調査では「賛成」と「反対」が拮抗

NNNと読売新聞の今月の世論調査では、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎えることに賛成が46%、反対が36%に。

与野党がまとめた「立法府の総意」では政府に対して養子となるかどうかについて本人の意思を反映できるように何歳以上に限ると定めるなど慎重な法案作りを要望しています。

6月22日放送『news every.』より