松山英樹(C)ロイター/Imagn Image

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【全米オープン】第1日

【ツアー漫遊記】愚痴っぽくなりますが、今回は「お金」の話 北海道の試合を断ったのも、実は経費の問題です

 ニューヨーク州ロングアイランドのサウサンプトンにあるリンクススタイルのコースは1891年開場。ゴルフクラブとしては全米最古で、今大会の開催は6回目だ。

 アップダウンとうねりのあるフェアウエーと点を狙わせる起伏の激しいグリーンは、ただでさえ難しいのに、選手が「最大の敵」と口を揃えるのが海から吹きつける強い風だ。今年も初日は最大瞬間風速約15メートル/秒以上という予報が出ており、主催のUSGA(全米ゴルフ協会)は、予選ラウンドの午後のスタート前にグリーンに水をまくと早々に発表した。

 シネコックヒルズで行われた直近の2大会では、多くの選手からUSGAのずさんなセッティングに非難の声が上がった。

 2018年は強風でグリーンが乾き、3日目は多くの選手が異常な硬さに泣かされた。USGAは同日、最終組がプレーを終えたホールからすぐに散水を始め、最終日もスタート前に水をまいた。

 前々回の04年大会時も、予想以上の日照りでグリーンが硬く締まり、最終日はプレー中に水をまくという前代未聞の処置が取られた。それでも28選手が2ケタのオーバーパー。スコアを伸ばした選手は皆無だったことから、コースセッティングのミスが批判された。今回、大会前に水まきのアナウンスをしたのは、そんな過去があったからだ。

 18年大会の松山英樹(34)は通算10オーバー16位。3日目は、まさかの4パット2回で79と崩れた。

 今年の初日は早朝の霧でスタートが2時間遅れた。予報通り10メートル/秒以上の強風が吹いたものの青々としたグリーンに試合中でも散水したので、スピンがかかりボールはよく止まった。

 14年連続14回目の出場となる松山は、強風の中ショットが乱れ、前半2オーバーで折り返す。風が穏やかになった後半は、15番パー4で1打返し、16番ホール途中で日没サスペンデッド。1オーバー暫定29位でコースを後にした。

 暫定首位は6アンダーのW・クラーク(16番終了)。5人の日本勢でトップは、イーブンパー暫定18位(16番終了)の久常涼。