カナダ代表がカタール代表に6-0で快勝【写真:ロイター】

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カナダが6ゴールで快勝、ジョナサン・デイヴィッドがハットトリック

 北中米共催ワールドカップ(W杯)は現地時間6月18日に開催国の一角カナダ代表がカタール代表と対戦。

 FWジョナサン・デイヴィッドがハットトリックを達成するなどカナダが退場者2人を出したカタールに6-0の大勝で、3大会目の出場となるW杯で念願の初勝利を挙げた。

 試合は前半16分、カナダが右サイドからクロスを入れるとFWジョナサン・デイヴィッドが右足の強烈なシュートを放つ。これをGKがキャッチしきれずこぼれたところにFWサイル・ラリンが詰めて押し込んだ。さらにカナダは前半29分、味方シュートが相手に当たって浮き球になると、ディヴィッドがそのまま右足ボレーで強烈シュート。これがニアサイドを打ち抜いて貴重な追加点となり、開催国がリードを2点に広げた。

 そして前半31分にはFWタジョン・ブキャナンが抜け出したところでDFホマム・アフメドに背後から倒されPKと判断された。一度はアフメドにイエローカードが提示されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックにより、ファウルがペナルティーエリア外だったと判断されて、シチュエーションが決定的得点機会阻止(DOGSO)のためにレッドカードが提示された。カナダは前半アディショナルタイムにクロスのこぼれ球に反応したディヴィッドが押し込み、3点差をつけてハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても数的優位のカナダが功績を続ける試合展開になった。その中で後半6分、カナダのMFイスマイル・コネに対してカタールのMFアシム・マディボがタックル。引っ掛かるような形で強い力が掛かってしまい、転倒したコネの左足が曲がった状態に見える大きな負傷になってしまった。両チームの選手が頭を抱えスタジアムが騒然とする中でコネは担架で運び出されて交代になり、マディボにレッドカードが提示された。2人が退場処分になったカタールは9人で戦うことになった。

 試合のテンションがやや下がった中でもカナダは後半21分、コネと交代で出場したMFネイサン・サリバが右足で直接フリーキックを蹴り込んだ。サリバはゴール後に、コネの背番号「8」を両手で作るジェスチャーを見せた。さらにカナダは後半30分にオウンゴールで1点を追加。さらに後半アディショナルタイムにはディヴィッドが押し込み、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシに続く今大会2人目のハットトリックを達成した。

 カナダは6-0の大勝で今大会初勝利を挙げた。また、グループリーグB組はカナダとスイス代表が勝ち点4で並び、両者がそれぞれプラス5とプラス3の大きな得失点差も手にしただけに、決勝トーナメント進出へ有力な立場を手に入れた。

 今大会から48チームに拡大され、12グループの各組2位以内に加えて3位のうち上位8チームも決勝トーナメントに進出できるだけに、カタールと前の時間帯でスイスに敗れたボスニア・ヘルツェゴビナ代表の勝ち点1に留まる両チームにも、最終戦に勝利すれば十分に突破の可能性が残されている。(FOOTBALL ZONE編集部)