2戦目の難しさとチームに伝えた長友。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

写真拡大

 日本代表は北中米ワールドカップのグループステージ初戦でオランダと対戦。二度のビハインドをはね返し、2−2のドローに持ち込んだ。

 20日の第2節では、スウェーデンに1−5で敗れたチュニジアと対戦する。

 この2戦目は、日本にとっていわば鬼門だ。ここまで1勝3分け3敗。なぜ2戦目は難しいのか。過去4大会、一度も勝てていない(2分け2敗)長友佑都はこう説明する。

「やはり初戦に4年間をかけて、準備してきて。緊張感やプレッシャーがあるなか、1戦目を終えると、何か緊張の糸が切れてしまうというか。どうしても人間なので、あるんですよね。その中で2戦目は4大会、ずっと苦戦してきた」

 前回のカタールW杯では、初戦で強豪ドイツから歴史的勝利を挙げながら、2戦目で、スペインに0−7で惨敗していたコスタリカに0−1で敗れた

「コスタリカは0−7でスペインに負けて、僕らがドイツに勝ったときに、コスタリカ戦は絶対に行けるでしょうという感覚が正直あったんですよ。コスタリカに足をすくわれるというよりかは、そういう精神でいることに、ワールドカップに足をすくわれると言う感覚ですね。ワールドカップは、本当に心して向かわないと、強い覚悟がないと、足をすくわれる。対戦相手というよりかは、ワールドカップですね」
 
 次のチュニジア戦もその時とシチュエーションが似ている。

「言ってみたら、もしかしたらオランダ戦よりも難しくなるかもしれないという位に思っています。コスタリカの時もそうでしたけど、日本に対して引いてくる、守ってくるであろう相手に対して、それを崩すのは簡単ではないし、今大会も、強豪がいわゆる格下と言われるチームにかなり苦戦しているところを見ると、非常に難しくなるなというのは、正直、僕の感覚の中ではある」

 17日の練習前、長友は選手ミーティングの場で2戦目の難しさを伝え、チームを引き締めた。4年前と同じ失敗は繰り返さないはずだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

【画像】日本代表のオランダ戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は決勝点&好パスのMF