高市首相、G7サミットでレアアースなどの「共同備蓄」構想を提案すると表明…就任後初の欧州歴訪へ出発
高市首相は13日午後、英国・イタリア・フランス3か国歴訪に向け、チャーター機で羽田空港を出発した。
フランスでは、就任後初となる先進7か国首脳会議(G7サミット)に臨む。出発に先立ち、首相は首相公邸で記者団の取材に応じ、レアアース(希土類)など重要鉱物の「共同備蓄連携構想」をG7サミットで提案すると表明した。レアアースの輸出規制で経済的威圧を強める中国への対抗が念頭にある。
首相は、「アジアの代表として出ていくという思いを持って、インド太平洋の視点も含め、日本の立場と取り組みを積極的に発信していきたい」と語った。

14日にはロンドンでスターマー英首相と、15日にはローマでメローニ伊首相とそれぞれ会談し、経済安全保障や、人工知能(AI)など先端技術分野での2国間協力の推進を確認する。
フランス東部エビアンで15〜17日に開かれるG7サミットでは、緊迫する中東情勢などを議論し、石油備蓄強化の支援などエネルギー安全保障を巡る3原則を提唱する方針だ。サミット期間中、米国のトランプ大統領との会談も模索している。
