オランダ戦に向けて興味深い発言をした上田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 “運命”のオランダ戦の行方を占ううえで、興味深い証言だった。

 2026年6月10日(日本時間11日)、ベースキャンプ地のナッシュビルでの練習を終えた後、囲み取材に対応した上田綺世は「それをまずはやってみる」と戦い方のベースについて語った。

「オランダ代表のフォーメーションがこうだから小手先でしのぐというよりも、自分たちがずっとやってきた戦術やフォーメーションでまずトライすることもそうだし、自分たちがこういうふうにしたい、こういうゲーム運びをしたいというのをイメージしているので、それをまずはやってみる」

 その答えの流れで「ある程度やれれば、やれる自信が生まれるからそう思えるのですか」との質問が飛ぶと、上田は迷うことなく言い切った。

「自信があるというか、別にそれを変える必要がないじゃないですか。だって、前回のワールドカップが終わってから同じコーチ陣と監督と、選手は変わるけど戦術をアップデートしながらやってきて、ここに来て逆に変える必要がないじゃないですか」
 
 それが「自信ではなくて」積み上げてきた「僕らのやり方」とエースストライカーは主張する。

「ここで自陣に全員引き込んで守りましょうってやる必要がないじゃないですか。僕らが培ってきたものをぶつけるために準備してきたので」

 結果も出ている以上、小手先の対応に走る必要はない。自分たちのスタイルを貫きながら、試合の流れや相手の変化に応じて修正していく。それこそが、森保ジャパンが積み上げてきた“JAPANスタイル”なのだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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