グッズになって人々の生活に溶け込む雲南省の「瓦猫」―中国

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雲南省鶴慶県で省級無形文化遺産代表性伝承人の郜金福さんが経営し、「瓦猫」の泥人形を作る技術や知識を伝承するアトリエでは1日、「瓦猫」を作る郜さんを黔南民族師範学院美術学院でプロダクトデザインを専攻している学生と教員らが囲んでいた。人民網が伝えた。

郜さんは「鶴慶県では、『瓦猫』は『鎮脊虎』や『吉祥虎』とも呼ばれ、家から魔物や災いを追い払い、幸運や幸福を呼んでくれるとされている」と説明しながら、泥を練って、台座を作ると、「瓦猫」の体、手足、尻尾、顔などを順番に作り、最後に模様などを入れていた。民家の屋根のてっぺんに据えられ、頭も尻尾も上を向いているさまざまな形態の神獣「瓦猫」が器用な郜さんの手の中で、少しずつ作り上げられていた。

「瓦猫」作りが得意な郜さんは、村の人から「猫金福」と呼ばれており、「瓦猫」作りを続けてすでに50年近くになるという。

「瓦猫」の制作には型などはなく、全て手作業で形を作っていく。時代の推移に呼応して、郜さんも現地の民家の屋根の上で1000年以上にわたり、人々の生活を見守ってきた「瓦猫」に現代のニーズに合わせた工夫を加え、現代の人々の生活に徐々に溶け込ませている。郜さんは2016年に、「瓦猫」の泥人形を作る技術や知識を伝承するアトリエを立ち上げ、家の庭はその技術を伝承する拠点となった。郜さんは毎年、そこで研学イベントを数十回開き、各地からやって来た観光客が「瓦猫」作りを体験できるようにしている。伝統的な屋根を守る「神獣」に郜さんの手で新たな息が吹き込まれ、民族の特色を帯びた工芸品や収集品、文化クリエーティブグッズになっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)