東京都内で行われている天安門事件追悼の写真資料展(4日)

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 中国共産党政権が民主化を求める学生らを武力弾圧した1989年の天安門事件の記憶を継承しようと、日本に移住した香港出身者らで作る実行委員会は、東京都新宿区の早稲田奉仕園で写真資料展を開催している。

 7日まで。

 事件から4日で37年となり、記憶を風化させないようにと今回初めて企画し、89年当時の北京とその後の香港での追悼集会の写真50点以上や年表などを展示した。

 中国本土では事件の追悼活動が抑圧されている。香港でも、反体制活動を取り締まる国家安全維持法(国安法)の施行を機に、追悼集会が開催できない状況が続いている。

 香港で追悼集会を行ってきた民主派団体「香港市民支援愛国民主運動連合会」(支連会=2021年解散)元幹部が国安法違反に問われた裁判の判決も7月に控える。香港出身者らで構成する「レイディー・リバティー香港」代表理事の李伊東さん(39)は、この裁判について触れ、「日本人に、香港の状況も知ってほしい」と訴えた。

 3日夜には会場で追悼キャンドルナイトが行われ、200人以上が参加した。中国出身の女子学生(23)は、「日本という民主主義の国で、思っていることを表現できるのは意義がある」と話した。