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「運が抜群にいい人」は何を考えているのか。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

「運がいい人」の共通点

「なんであの人、いつも運がいいんだろう」

そんな人が、まわりにいないだろうか。

なぜかいい話が舞い込む。
なぜか助けてもらえる。
なぜか、大事な場面で流れに乗れる。

もちろん、運だけですべてが決まるわけではない。
だが、「運がいい人」には共通点がある。

それは、自分を必要以上に追い込まないことだ。

多くの人は、「早くやらなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」「今すぐ結果を出さなきゃ」
と、自分にプレッシャーをかけ続けている。

だが、常に余裕がない状態では、視野が狭くなる。
チャンスが来ていても気づけない。
人の好意にも反応できない。
疲れすぎて、判断まで雑になる。

一方で、運がいい人ほど、「これは本当に今やるべきか?」を冷静に考えている。

すべてを緊急扱いしない。
全部を完璧に抱え込まない。
必要以上に、自分を急かさない。

なぜなら、“余白”がある人ほど、運をつかみやすいことを知っているからだ。

「後回しにできるか?」考えるクセをつけよう

では、運をつかみやすくするにはどうしたらいいのだろうか。
まずは、「これは後回しにできるか?」と考えるクセをつけよう。

「これは後回しにできるか?」と考えるクセをつける

 以下の質問について考えてみよう。

1.普段、不要なプレッシャーを感じていないか?
2.そうしたプレッシャーを手放すにはどうすればいいか?
3.他人から「もっと早く行動しろ」とプレッシャーをかけられていないか?
 私たちのほとんどの行動は、やるべきタイミングを自分で選ぶことができる。今やっても、少し後でやることにしてもいいし、ものによってはさらに先延ばしにしてもかまわない。

 それなのにほとんどの人が、すべてのタスクを、できるだけ早く行うべき「緊急」のものであるかのように扱っている。このような生活はストレスがたまりやすい。人間は、つねに同じ速さでは動き続けられない。それに、すべてが緊急であるということは、何も緊急ではないのと同じである。したがって、1日を通してさまざまなタスクに取り組むときは、次のように自問してみよう。
「このタスクを今すぐ完了しないとどうなるだろうか? 大きな影響があるだろうか? それとも、これは緊急だと自分で思い込んでいるだけだろうか?」
 この違いを認識すれば、本当にすぐに対応すべきものと、後回しにできるものとを区別できるようになる。

――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より

運がいい人ほど、「全部を今すぐやらなきゃ」とは考えていない。

なぜなら、自分を追い込みすぎると、
視野が狭くなり、チャンスにも気づけなくなるからだ。

だからこそ、まずは「これは本当に今やる必要があるのか?」と立ち止まって考えてみよう。

不要なプレッシャーを手放し、心に余白をつくれる人ほど、
結果的にいい流れを引き寄せやすくなるのだ。

(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)