5月1日にオープンした介護付きホーム「アズハイム調布」(画像: アズパートナーズの発表資料より)

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 アズパートナーズ(160A、東証スタンダード)。2024年4月上場。「介護事業の今後を標榜する上で必須のエビデンスを有した」、と言える企業である。売上高の約85%をシニア(介護)事業で占める。

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 期待を映し出す収益動向となっている。初決算となった24年3月期は「34.2%増収、300.6%営業増益」。前3月期は「4.5%増収、62.0%増益」。そして今3月期は「33.2%増収(238億6300万円)、11.9%増益(14億6000万円)」計画。ちなみに上場初配当は(23年11月の1対50分割を映し)38円。今期予想は65円。

 シニア事業は「介護付き有料老人ホーム」を軸に、「デイサービス」「ショートステイ」を展開。2004年に設立。翌05年に1棟目の介護付き有料老人ホームを横浜に開設(敷地内にデイサービスも開業)。08年7月までに6棟目を開業。相応の早い展開。創業者社長の植村健志氏は起業の背景を、「社長名鑑」でこう語っている。「介護は“福祉”ではなく“サービス業」。

 医療業界では進捗が認められるが、介護業界では遅々の感が否めない入居者の「見守り」。アズパートナーズでは「EGAO Link」というシステムが稼働している。

 スマホ1台で諸々の情報(記録)の入力から、見守りの全てが可能なシステム。例えば入居者の起き上がり・離床が居ながらにして、一目瞭然。夜勤介護スタッフの夜間巡回が不要になる。

 25年10月の第25回、国際福祉機器展&フォーラムでは、「ぽち1」が注目を集めた。アズパートナーズが開発したAIケアプラン。ケアマネージャーの業務を革新する。

 具体的には「入居者が望む暮らしから個別課題・個別目標を抽出。個性に応じたケアプランの作成が可能」-「サービス方針/内容をカスタマイズに反映。所属施設・地域資源を活かしたケアプラン1・2・3を作成」-「データとロジックに基づくことでケアマネージャーが想定するケアプラン1・2・3表を作成」といった具合。

 不動産事業(総売上高の約15%)も主力はシニア事業施設の建設。

 上場初値は2923円。公開公募価格1920円。期待を反映しつつも、適宜な株価で生まれた。公開日にIPO人気を映した2947円まで買われたが、8月5日に1601円まで調整。その後ジリジリと買い進まれ、25年10月に3550円をつけ目下押し目を入れ2000円台出入り水準。IPO相場に別れを告げ、次世代を睨んだ事業展開/収益動向を睨んだ動向入りと捉えるが・・・