トヨタが提案する「ランクル70」カスタマイズモデルがカッコいい!

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ランクル75周年の記念すべき年に現れた特別な「ナナマル」とは

 トヨタは、2026年5月9日と10日の2日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催のアウトドアイベント「FIELD STYLE TOKYO(フィールドスタイルトウキョウ)2026」で、「ランクルBASE(ベース)」ブースを出展しました。

 会場では、「ランドクルーザー70」のカスタマイズコンセプトモデル「Urban Heritage Style(アーバンヘリテージスタイル)」を初公開し、注目を集めました。

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 ブースの“ランクルBASE”とは、トヨタのなかでももっとも長い歴史を誇る本格四輪駆動車「ランドクルーザー(ランクル)」シリーズに向けて、トヨタが事業主体となって展開するさまざまなサービスなどを指すものです。

 オリジナルのカスタマイズパーツやオフィシャルアイテムの販売をはじめ、旧モデル用のヘリテージパーツ復刻、ファン専用コミュニティウェブサイト、公式YouTubeチャンネルによるオンラインコミュニティ、さらには製造拠点である関連会社、トヨタ車体の本社に隣接した実店舗「ランクルBASE」(愛知県刈谷市)など、さまざまな施策をおこなっています。

 コミュニティにはランドクルーザーの開発者なども参加しており、こうしたさまざまなファンとの交流を通してユーザーの生の声を聞くことで、ランドクルーザーの改善・開発にも役立てていくという狙いもあるといいます。

 今回のFIELD STYLE TOKYO 2026会場では、ランドクルーザーの世界観を商品に落とし込んだライフスタイルアイテムコレクション「LAND CRUISER OFFICIAL ITEMS」などのグッズ販売も行われたほか、ランドクルーザーのカスタマイズコンセプト2モデルも出展されました。

 そのうちの1台が、今回披露されたランドクルーザー70“Urban Heritage Style”です。

 ランドクルーザーシリーズは現在、フラッグシップの「ステーションワゴン」タイプ(ランドクルーザー300)、中核をなすミッドサイズの「ライトデューティ」タイプ(ランドクルーザー250)、そして悪路走破性と耐久性を重視した「ヘビーデューティ」タイプ(ランドクルーザー70)の3つに分化しています。

 なかでもランドクルーザー70は、1984年のデビュー以来度重なる改良を重ねながら、40年以上にわたって生産を続けているという、国内外でも珍しい存在です。

 悪路走破性に優れ、機関の耐久性・信頼性も極めて高いことから、世界中の道なき道で活躍を続けています。

 日本では2004年に一度販売を終えていますが、2014年に1年限定で再導入されたあと、2023年11月に、今度は継続販売モデルとして再び導入されています。最新モデルでは予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」などが新たに導入されるなどのアップデートも図られました。

 さて、今回参考出品されたカスタマイズ仕様のランドクルーザー70 Urban Heritage Styleとは、いったいどのようなクルマなのでしょうか。

 まず目をひくのはボディカラーです。

 もともと独自の質感をもった個性的なベージュ塗装(純正色)の上に、保護フィルム「ペイントプロテクションフィルム」を施しました。

 これにあわせてホイールとスペアタイヤカバーもボディ同色に塗られ、コーディネートが図られています。

 実はこのペイントプロテクションフィルムは、すでにランクルBASEがフラッグシップモデル「ランドクルーザー300」向けに製品化しているものです。

 飛び石や擦り傷といったダメージから保護し、さらに軽微な傷なら自己修復機能もあるといいます。

 ランドクルーザー300向けの施行価格は100万円(消費税込)とそれなりにするものの、3年6万キロの保証付き、しかもトヨタの主力製造工場である堤工場まで輸送されたうえで施行されるという、まさに「メーカー品質」が担保されているのも特徴です。

 会場の担当者は、近日このランドクルーザー70向けのペイントプロテクションフィルムを導入する計画があると明かしてくれました。

 価格設定は未定とのことですが、オフロードでの走行機会も多い同モデルだけに、注目したい“装備”といえるでしょう。

 またボディサイドには、1980年代のランドクルーザーシリーズに装着されていたものをほうふつとさせるレトロな雰囲気のストライプが施されています。

 実は今回の展示車には左右で異なるデザインが採用されていますが、ともにブラックを基調としたモノトーンとしているのが特徴です。

 これについて会場のトヨタ担当者は次のように話します。

「1980年代から90年代にかけて流行ったこの手のストライプは、オレンジや赤など割と派手な色合いが多かったですが、今回は黒やグレーを使い、単なるレトロではない落ち着きと都会的なモダンさを加えてみました」

 室内は、外観のテイストにマッチした黒の落ち着いたシートカバーが装着されていました。しっとりした質感で滑りにくい素材を採用しており、シックで都会的な雰囲気を漂わせています。

 こちらも商品化を目論んでいる模様で、会場では来場者の声を集めていました。

※ ※ ※

 ランドクルーザーシリーズは、1951年に誕生した「トヨタBJ型」から始まっており、2026年で生誕75周年を迎えます。

 そんななか、ランドクルーザー70“Urban Heritage Style”の市販化が実現するのか、正式発表が待たれるところです。