韓国サッカー協会長が「代表発表会見」をゴルフで欠席…!韓国国民が猛激怒する協会の「呆れた言い訳」と「日本サッカー協会との差」

写真拡大 (全5枚)

北中米W杯へ向けた韓国代表の最終メンバー発表当日、大韓サッカー協会のトップであるチョン・モンギュ会長の姿はソウルの会見場ではなく、江原道(カンウォンド)のゴルフ場にあった。韓国メディアによるスクープに対し、大韓サッカー協会の呆れた弁明をしており、韓国国内では怒りの声が沸騰している。

協会トップがメンバー発表をYouTubeで見ていた?

「責任を共に背負うリーダーと、泥をかぶる現場から逃げ出すリーダー。その差がこれほど鮮明に出るとは」

「協会長は何をする人なのか? 韓国サッカーは、もう日本とは比較にならないほど、国民としては恥ずかしい姿を見せつけられている」

韓国のネット掲示板やスポーツメディアのコメント欄には、大韓サッカー協会(KFA)のチョン・モンギュ会長に対する凄まじいバッシングが溢れている。

事の発端は5月19日、韓国の有力メディア「ニュース1」が放った一本のスクープだった。

報道によると、サッカー韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督がソウル市内で記者会見を開き、エースのソン・フンミンらW杯に臨む26名の最終メンバーを発表した16日、チョン会長は午前から知人らを引き連れて江原道のゴルフ場を訪れていた。午後から始まった会見場に、彼の姿はなかった。

この報道に対し、大韓サッカー協会は苦しい釈明に追われた。

「不参加は代表チームと協会を取り巻く状況を考慮した内部決定だった」「ホン・ミョンボ監督と代表チームに注目が集まることを望む配慮でもあった」とし、さらにゴルフ場訪問については「土曜日であり、ずいぶん前から決まっていた個人的な約束。会長は現場に行く代わりに、静かな場所でYouTubeライブを使って会見を見守っていた」と説明した。だが、この「配慮」と「YouTubeで見ていた」という言い訳が、かえって国民の神経を逆なでした。

日本サッカー協会の宮本会長との決定的な差

韓国世論をさらに激昂させたのは、宿命のライバルである日本サッカー協会(JFA)の動きだった。

韓国のメンバー発表に先立つ5月15日、東京のJFAハウスで行われた日本代表のW杯メンバー発表記者会見には、今年会長に就任したばかりの宮本恒靖氏が登壇。森保一監督、山本昌邦ナショナルチームダイレクターと並び、日本サッカーの今後のビジョンとW杯への覚悟を堂々と説明した。

韓国メディア「STANDING OUT」は、日韓のこの対応の差を痛烈に批判するコラムを掲載している。

「日本の形式が常に正解というわけではない。しかし、あの場には会長、監督、ダイレクターが共にW杯を責任もって戦うという『絵(構図)』があった。韓国はその絵を作れなかった。協会が会長の出席を『負担』と捉えていたならそれ自体が問題だ。チームのために会長が目立たないほうがいいと判断される組織なら、会長の存在はもはや力ではなく足かせである」

代表監督選任のプロセスも不透明だった

協会を取り巻く騒動はこれだけではない。

優勝候補として臨んだ2024年のアジアカップで、韓国は格下のヨルダンに準決勝で完敗(0-3)。当時のクリンスマン監督の戦術不在に対する批判が韓国内で爆発。また、準決勝の前日、主将のソン・フンミンと若手のイ・ガンインの間で激しい衝突が発生したのだが、この内紛の責任を選手に押し付けるかのようなクリンスマンの発言も火に油を注いだ。

さらに、クリンスマン監督は韓国に滞在せず、アメリカからリモート勤務が続いたことなど、協会のずさんな管理体制も批判の的となった。クリンスマン監督更迭のため、約11億円にのぼる巨額の違約金を支払う泥沼の事態へと発展した。

さらにはその後、ホン・ミョンボ監督選任のプロセスにおける不透明さでもひと悶着あった。

2024年7月、蔚山現代(当時)を率いていたホン・ミョンボ監督を代表監督に電撃内定。この決定に対し、戦力強化委員を務めていた元韓国代表のパク・チュホ氏が「手続きが無視された」と自身のYouTubeで暴露し、パク・チソン氏やイ・ヨンピョ氏などレジェンド級の元代表選手たちからも批判の声が上がる事態に発展した。

協会のガバナンスは完全に崩壊し、ファンからの信頼は地に落ちた状態だった。

こうした“有事”の最中だからこそ、トップであるチョン会長は、批判の矢面に立ってでも監督の横に並び、「結果の責任は自分が取る」という姿勢を見せるべきだった。

それを今回も“配慮”という都合のいい言葉で煙に巻き、裏ではプライベートのゴルフを楽しんでいたという事実が、ガバナンスの不健全さを物語っている。

なぜ国民が怒っているのかが分からない?

韓国の政治や社会において、重大局面にエリート層がゴルフ場にいるという構図は、一発アウトになりかねない致命的なタブーである。韓国では過去に、国会審議中にスマホで「北海道ゴルフ旅行」の計画を立てていた議員の画面が激写され、文字通り政治生命を揺るがす大炎上を招いたこともあった。

チョン・モンギュ会長のリーダーシップが揺らぐのは、まさにこの点にある。彼らには「土曜日なのだから私生活は自由だ」「法的にも行政の手続き的にも問題はない」というロジックがあるのだろう。しかし、ファンや国民がなぜ怒っているのか、その理由を協会のトップらのがまったく把握できていないのだ。

開幕まで残り1ヵ月を切った北中米W杯。大会はピッチの上の選手たちだけで戦うものではない。組織のトップがこれほど国民から見放され、逃亡の象徴として「ゴルフ場」の風景を晒してしまった韓国サッカー界。このリーダーシップの不在こそが、本戦を前にした韓国代表の最大の不安要素かもしれない。

こちらもあわせて読む『【結婚統計で判明】韓国人男性と日本人女性「日韓カップル」が爆発的に増加…いったいなぜ?』

【あわせて読む】【結婚統計で判明】韓国人男性と日本人女性「日韓カップル」が爆発的に増加…いったいなぜ?