「練習した記憶がほぼない」 新選手会長・阿久津未来也は多忙なオフにもめげず4差8位で会長Vへ意欲
「覚悟してお引き受けしたわけだし、言い訳になるのであまり言いたくないんですけど…」としながらも、オフシーズンは選手会長の多忙さに驚いた。国内開幕直前の3月はスポンサーへの挨拶回りやミーティングなど、スーツで過ごす時間が多く「練習した記憶がほぼないですね」。スイングが固まらないままのシーズンインだった。それでも、国内初戦の「東建ホームメイトカップ」が16位、続く「前澤杯」が5位と上位でプレー。「コースが難しいとか、やさしいとかは関係なく、バーディがたくさん取れると自信になりますね」。ジワジワと調子を上げて臨んだのが今大会だった。まだ、自信が持てない1Wは極力使わない作戦。「今年はグリーンが硬くなっていないので、それなりのところにあれば、アイアンでつけられる。今日はそれが上手くいきました」。スコアを崩していた第2ラウンドの残り6ホールで1つ取り戻すと、第3ラウンドは3連続バーディのロケットスタート。1番3m、2番50センチ、3番2メートルと言葉通りにアイアンショットが冴え渡った。「1、2番のどちらかは取りたいと思っていたら、両方取れました。以前にも和合で連続バーディスタートしたことがあるんですけど、3番をボギーにしてしまったので、気を付けようと思っていました」。アウトのキーポイントに挙げる3番のバーディで大きく弾みがついた。4打差を追い掛ける立場で迎える最終日も、この出だしがカギを握る。選手会長としての忙しい日々も「なかなかできない経験をさせていただいている」と前向きにとらえる。「会長になったからガクンと成績が落ちたというのは恥ずかしい。本業で頑張りたいと思っているので、早い時期に(通算)2勝目を挙げるのが今季の目標です」。その2勝目はツアーで最も歴史のあるトーナメントのひとつ、クラウンズでつかみ取る。(文・田中宏治)
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