冨安の戦力的価値は大きい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 たとえ万全でなくとも、この男は外せない。冨安健洋は、いわば“異次元枠”の存在だ。

 北中米ワールドカップに臨む日本代表メンバーに、この27歳DFが高い確率で名を連ねる--識者の河治良幸はそう予測する。

ワールドカップで優勝を目指すうえで、冨安選手はチームにとって強力なプラスアルファになり得る」

 その価値は、出場時間の長短だけでは測れない。ピッチに立てば守備の強度と安定感を一気に引き上げ、チーム全体のバランスを整える。それこそが“異次元枠”と呼ばれる所以だ。

 実際、前回のカタールワールドカップでは、途中出場したスペイン戦で守備を引き締め、日本の歴史的勝利に貢献した。コンディションに不安を抱えながらも、要所で違いを生み出せる力は証明済である。

 
 日本代表史上最高クラスと評されるポテンシャルを持ちながら、度重なる怪我に苦しんできた。それでもなお期待が色褪せないのは、代えの利かない守備者である証だろう。

 フルタイム出場は難しくとも、ピンポイントでの起用であれば十分に機能する。だからこそ河治氏は、冨安を「強力なプラスアルファ」と位置付けた。

「世界制覇を狙うなら、守備陣にビッグピースは不可欠」

 出場時間では測れない価値を持つ男--冨安健洋北中米ワールドカップを戦う森保ジャパンの命運を左右するキーマンのひとりになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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