金銀メダルをかけてニッコリ! やっぱり主役は”りくりゅう” 冬季五輪パレードで見せた圧倒的存在感
「私たちは変わりません」
首にかけた金メダルと銀メダルを両手におどけた表情を浮かべる三浦璃来(24)。その横で、スマホの画面を真剣な表情で見つめる木原龍一(33)──。冬季オリンピックのフィギュアペアで日本初の金メダルを獲得した“りくりゅう”だ。
4月25日、ミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」が東京・日本橋(中央区)で行われ、日本橋中央通りのイベントコース往復700mに、約5万人のファンが駆けつけた。
「夏季オリンピックでは、過去3度実施されていますが、冬季では初の開催となりました。主催者によると、『ありがとう!』とプリントされた手もち旗2万5000本が無料で配られましたが、あっという間になくなったそうです。ボランティアスタッフは約1400人を動員。パレードは午前9時過ぎからでしたが、午前6時前から場所を確保するファンも多く、その大半はりくりゅうファンだったようです。地方からわざわざこのために前日に上京した人や、手書きのボードや団扇を持参しているファンもたくさんいました」(スポーツ紙記者)
パレードには、オリンピアン、パラリンピアン両選手、総勢115選手が参加。終盤になってようやく2人が登場すると、沿道のファンたちからの声援が飛んだが、その大半は「りくちゃ〜ん!」だった。その声援に対し、冒頭のように、メダルを見せながらおどけた仕草をする三浦選手に対し、木原選手は、手をふりながらスマホを三浦選手や周囲に向けて撮影するなど、この栄えある瞬間すらサポートに徹している様子だった。そして、パレードのクライマックスも、やはり、りくりゅうペアだ。
木原選手が三浦選手をリフトで持ち上げ、華麗なポーズ。沿道のファンたちからは大歓声が飛んだ。
2人は4月17日に、それぞれのSNSで現役引退を表明。22日に行われた会見で、三浦は、
「将来的に、日本をペア大国にできるように、私たちがオリンピック選手を出せるように頑張ります」
と話し、木原は、
「将来的に指導者としてオリンピックにまた戻れるように頑張っていきます」
と語っていた。この発表に、日本中から引退を惜しむ声が多く聞かれたが、この日、会場に設置された特設ステージで、MCを担当した松岡修造氏(58)からマイクを向けられた木原選手は、
「これからもプロとして活動していきますので応援よろしくお願いします!」
と宣言。会場から大きな拍手とともに大歓声が飛んだ。松岡が「人生、ちょっと変わっちゃった?」と質問すると三浦選手は、
「私たちは変わりません」
と答えてニッコリ。木原選手も、
「今までどおり、りくりゅうのままで歩いていきます」
と笑顔を見せた。2人は4月28日に改めて引退会見を行うが、これからも“りくりゅう“の演技が見られることだけは間違いないようだ。
