塾…やめていい?


▶▶この作品を最初から読む

42歳、バツイチ。運命の恋だと思ったのは、私だけでした…。

離婚を経て、どこか心にぽっかり穴を抱えたまま生きるシングルマザー・海野サチ。そんな彼女が出会ったのは、同じ境遇のシングルファザー・川上でした。

自然と距離が縮まり、「40代にして初恋かも」と感じ始めたサチ。しかし、メールは続くのに、なぜか会えない――。

川上へ抱いた小さな違和感は、やがて大きな不安へと変わり、恋は思いもよらない展開を迎えるのです…。

シングルマザーの葛藤と恋の切なさを描いた、やまもとりえさんの衝撃セミフィクション『わたしが誰だかわかりましたか?』をお送りします。

※本記事はやまもとりえ著の書籍『わたしが誰だかわかりましたか?』から一部抜粋・編集しました。

きっとこれは運命の恋、でもそう思っていたのは私だけだった?


ここ空いてる?


学校どこ?


なんでここにカトルがいんの?


変なあだな


こいつのお父さん


「カルト」だって お母さんが言ってた


塾…やめていい?


あんたがあの塾がいいって…


著=やまもとりえ/『わたしが誰だかわかりましたか?』