中国が「捷龍3号」で衛星インターネット技術試験衛星を海上打ち上げ 11回連続の成功
CASC(中国航天科技集団)は日本時間2026年4月11日、広東省陽江沖の南シナ海から「捷龍3号」ロケットを打ち上げ、「衛星インターネット技術試験衛星」を所定の軌道へ投入することに成功しました。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
打ち上げ情報:捷龍3号(衛星インターネット技術試験衛星)
・ロケット:捷龍3号(Smart Dragon 3 / Jielong-3)遥十一
・打ち上げ日時:日本時間 2026年4月11日 20時32分
・発射場:広東省陽江市沖 南シナ海(海上発射)
・ペイロード:衛星インターネット技術試験衛星
海上移動式プラットフォームから11回目の成功
捷龍3号はCASC傘下のCALT(中国運載火箭技術研究院)が設立した商業ロケット会社「China Rocket(中国火箭公司)」が開発した商業用固体燃料ロケットです。4段式の固体燃料エンジンを直列に配置し、高度500kmの太陽同期軌道に約1500kgの打ち上げ能力を持っています。
海上の移動式プラットフォームから打ち上げられるのが特徴で、今回は11回目の飛行となり、初飛行から全て成功しています。なお、前回(3月22日)の打ち上げでは山東省海陽市沖の黄海から打ち上げられましたが、今回は広東省陽江市沖の南シナ海からの打ち上げとなりました。
中国版スターリンク「国網」の技術実証か
今回搭載された「衛星インターネット技術試験衛星」は、CASC傘下の五院(中国空間技術研究院)が開発した衛星で、中国が建設を進める「SatNet(国網)」コンステレーションに関連する技術実証を目的としたものとみられています。
科技日報によると、今回のミッションは捷龍3号にとって過去の打ち上げのなかで最も軌道高度が高く、離軌(デオービット)の難易度も最大だったとのことです。チームは制御パラメータを精密に設計し、離軌姿勢の最適化を行ったと報じられています。
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文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部
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