「親ガチャなんてクソくらえ!」幼い頃に施設で育った少年の思い


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幼い頃に両親を亡くし、帰国子女として学校生活を送る朝日田ありす。美人で運動神経も抜群とあってクラスでは大の人気者。しかし、複数の国の学校を転々としていた影響も合って、英語も日本語も完全には理解できず、今も授業にはついていけません。友達からは「ドジっ子」「天然」と呼ばれてチヤホヤされますが、心の奥では「生き直せたらいいのに」と日々に嫌気を感じていました。そんなありすが出会ったのは、神童と呼ばれる犬星くん。「俺が君を賢くする。」その一言が、ありすの人生を大きく動かすことに――。

二人三脚で宇宙飛行士という壮大な夢に挑む、マンガ大賞2025受賞作『ありす、宇宙までも』を7回連載でお送りします。今回は第7回です。

※本記事は売野機子著の書籍『ありす、宇宙までも』から一部抜粋・編集しました。

スペースシャトル


じーーーーっ


これ、買う


いい写真だな


あの子、また会えそうな気がする


勘だよ


俺の信条だ、覚えておけ


子どもは、自分の力で未来を変えることができる


だから俺はお前のあの言葉で朝日田を賢くするって決めたんだ


類は何故そんなにがんばるの


類くん、初めまして


勉強が好きなんだろう、何を買ってもいいぞ


このまま行けばきっと...きっと...あの夢が叶う


どこまでも行くぞ


ありす、どこまでも!!!


『美しい』はもしかしたら、悪い言葉じゃないかもしれない


著=売野機子/『ありす、宇宙までも』