6033個の陶器が刻むマーチ 山口県美展で萩市の松本一雄さんが大賞受賞
県内最大規模の公募型の美術展=県美術展覧会がはじまり、大賞を萩焼の窯元に勤務する男性が受賞しました。
山口市の県立美術館で道免憲司館長らがテープカットをして開会を祝いました。
県美術展覧会は1996年からジャンルを問わない美術作品を募集し、公開審査で受賞作品などを決める県内最大規模の美術展です。
応募作品267点の中から大賞を受賞したのは萩市の萩焼の窯元に勤務し、作陶の補助などをする松本一雄さん・54歳です。
床に並べたのは長さ2センチほどで中がくり抜かれた立方体のような「陶器」。
2年間作り貯めてきた6033個を2日間かけて並べました。
(松本一雄さん)
「空っぽの構造体の単純さ、小ささ、軽さ。数の多さに関しては単純な一つの行為を営々と反復する精神状態。自分自身(を表現)。」
「マーチ」という作品名には「行進曲」と「3月」、2つの意味が込められ畑仕事が始まる季節の畑の色を表現しています。
また優秀賞に選ばれた鉛筆画では、サルの瞳に描かれた雲に、平和へのメッセージが込められているということです。
県美術展覧会は来月(3月)15日まで受賞・入選作品が81点展示されています。
