現在の株価で「ユニクロ株」を買おうと思ったら“560万円以上”必要!「株式分割」の前だったら“4700万円以上”も必要だった!?
2025年10月の終値で「ユニクロ」の単元株を買うには“560万円以上”必要
株式会社日本経済新聞社が公開している日経平均株価によると、「ファーストリテイリング株式会社」における2025年10月31日の終値は「5万6660円」でした。
つまり、ユニクロの単元株を買うには5万6660円×100株で「566万6000円」も必要になるといえます。
ファーストリテイリングは過去7回株式分割を実施
直近の株価で「ユニクロ」の単元株を買うには、前述のような高額な資金が必要になります。しかし、同社の株価は昔から高額だったわけではありません。同社のIR情報によれば、ファーストリテイリング株式会社では過去7回の株式分割を実施しているそうです。具体的な時期と実施内容を示すと、表1のようになります。
表1
出典:ファーストリテイリング株式会社IR情報「株式分割」を基に筆者作成
以上の「分割時の倍率」から、現在(2025年11月時点)における同社の1株の価値を1994年にさかのぼって換算すると「43.56倍」となります。つまり、「1994年の43.56株」が「2025年の1株」に相当するため、同社の現在の単元株(100株)は、1994年の「4356株」相当の価値があるといえそうです。
「株式分割」の前に買ったら“4700万円以上”の資金が必要
上記のIR情報によれば、ファーストリテイリング株式会社が当時の広島証券取引所(2000年3月をもって廃止)に上場した1994年の終値は「1万900円」となっています。
この金額で現在の単元株相当である「4356株」を買う場合の必要額を試算すると、1万900円×4356株で「4748万400円」です。従って「4700万円以上」の資金が必要だったといえるでしょう。
また、100株(≒現在の4356株)を当時の株価で購入し、保有し続けていたケースも考えてみましょう。冒頭で触れたとおり、10月末の終値は5万6660円だったため、4356株の価値は単純計算で「2億4681万960円」となります。
所得税等を勘案する必要はあるものの、2億4681万960円-4748万400円=1億9933万560円という、「2億円弱」もの売買差益(キャピタルゲイン)を得られた可能性が推測できるのです。
まとめ
今回は「ユニクロ」の親会社であるファーストリテイリング株式会社について、上場当時と直近の株価を比較し、「ユニクロ株」の価値の変化を紹介しました。
もしも1994年時点で買ったユニクロ株を30年間保有し続けたとするなら、2億円に近いキャピタルゲインを得られていた可能性があると分かりました。「ユニクロ株」ほどのキャピタルゲインが発生するケースは稀ですが、「応援したい」「大きくなってほしい」と思える会社があれば、草創期から投資をしてみるのも1つの方法かもしれません。
出典
株式会社日本経済新聞社 【ファーストリテイリング】[9983] 過去1か月の四本値推移|日経電子版
ファーストリテイリング株式会社 株式分割
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
