思わず聴きたくなる! ダンスミュージックがトレーニングに最適なワケ
実は、音楽のリズムやテンポと運動は密接に関係していることが研究によって明らかになっています。本記事では、フィットネスジムなどで耳にすることの多いダンスミュージックが運動に及ぼす影響について解説。また、トレーニングにぴったりの楽曲もご紹介します。
フィールサイクル、ズンバ…ダンスミュージック×フィットネスの成功事例
ダンスミュージックとフィットネスの組み合わせで成功しているのが「FEELCYCLE(フィールサイクル)」です。フィールサイクルは、暗闇のなかダンスミュージックに合わせてバイクを漕ぐエクササイズ。Martin GarrixやDavid Guettaを起用したコラボプログラムを実施しているほか、暗闇バイクフェス「FEELCYCLE LIVE LUSTER」も開催しています。FEELCYCLE公式サイトによると、45分間のプログラムを受講することで約800kcal(※効果には個人差があります)以上のカロリーが消費されることが分かっています。
また、世界的に有名なエクササイズ「ズンバ」もアップテンポな曲に合わせて体を動かすエクササイズです。サルサやレゲトンなどのラテン音楽を中心に、まるでフェスやパーティー会場にいるかのような感覚で楽しむことができます。GarmianiやSak Noelの音楽を使用しているインストラクターも。
ズンバは小学生からシニアまで幅広い年齢層に対応しているのも特徴の一つ。難易度別にプログラムを展開しているフィットネスジムもあるので、運動が苦手な人もダンス未経験者も気軽に楽しむことができるのが魅力です。
研究報告から考えるダンスミュージックと運動
公益社団法人日本心理学会「音楽と運動の不可分な関係」によると、人間はリズムを知覚すると運動を司る脳の部位が反応すると指摘。400m走の際に音楽を聴いたときとそうでない場合を比較する海外研究で、走るリズムと合った音楽を聴いた方がタイムが縮んだという事例を紹介しています。

Photo: Victor Freitas by Unsplash
また、Peter C. TerryとCostas I. Karageorghisによる論文「Psychophysical effects of music in sport and exercise」では運動とテンポの関係性について言及。適切なテンポの音楽は「より強く、より長く」運動しやすくするとし、テンポが早くて明るい音楽は刺激効果を、ゆっくりとした音楽はリラックス効果をもたらすとしています。その他にも、音楽には気分の改善、覚醒のコントロール、疲労感の軽減、仕事の成果の向上、スキル習得の向上などの効果があると報告しています。

Photo: Bruno Nascimento by Unsplash
こうした研究結果を踏まえると、強いリズムとBPMが高いダンスミュージックはフィットネスと相性が良いのも頷けます。トレーニング中に「もう一回だけ重めのダンベルを上げたい」ランニングの終盤で「残り500メートルのペースを上げたい」といった残りもう少しを頑張りたいときに、ダンスミュージックがサポートしてくれるのです。
トレーニングに最適。約60分間のダンスミュージック17選

ダンスミュージックとフィットネスの関係性について解説してきましたが、ここで注目したいのが毎年9月に都内で開催されている「ULTRA JAPAN」です。記念すべき10回目を迎える今年は国内外から豪華DJが大集結。発表されているラインナップから、トレーニングにぴったりの音楽をまとめてみました。ウォームアップからクールダウンまでの約60分間をダンスミュージックとともに楽しんでください!
1.ウォームアップ(BPM 124–128 / 約10分)
Calvin Harris, Rihanna - This Is What You Came For
HUGEL, Topic, Arash feat Daecolm - I Adore You (ARTBAT Remix) (Official Visualiser)
Hardwell feat. Harrison - Sally (Official Music Video)
2.メイントレーニング<I>(BPM 128–133 / 約15分)
Afrojack, Martin Garrix, David Guetta, Amél - Our Time (Live Performance)
Adam Beyer & Layton Giordani - Alto | Drumcode
Hypnotized Amelie Lens
Adam Beyer - Don't Go | Drumcode
3.メイントレーニング<II>(BPM 134–137/ 約15分)
Martin Garrix & Bebe Rexha - In The Name Of Love (Official Video)
Gryffin x Lavern x AR/CO - Higher Power [Official Lifestyle Video]
Takkyu Ishino Polynasia
Ken Ishii - Extra (Official Music Video Remastered)
4.スプリント or HIIT区間(BPM 140–150 / 約10分)
Calvin Harris, Sam Smith - Desire (Official Video)
Gryffin & Slander - All You Need To Know ft. Calle Lehmann (Official Music Video)
SLANDER One Life(feat.Zach Sorgen)
5.クールダウン(BPM 100–122/ 約10分)
Argy & Omnya - Aria
DJ Snake, Lil Jon - Turn Down for What
DJ Snake - Let Me Love You ft. Justin Bieber
非日常で味わうダンスミュージックと運動の感動体験を

トレーニングのパフォーマンスを底上げしてくれるダンスミュージック。ULTRA JAPANでは青空のもと大音量で音楽を楽しみながら思いっきり体を動かすことができます。日々のトレーニングとは異なる感覚に興奮を覚えること間違いなしの2日間。ぜひ会場で体験してみてくださいね。
出典:
「音楽と運動の不可分な関係」公益社団法人日本心理学会
「Psychophysical Effects of Music in Sport and Exercise」Peter C. Terry/Costas I. Karageorghis
「音楽と運動の不可分な関係」公益社団法人日本心理学会
「Psychophysical Effects of Music in Sport and Exercise」Peter C. Terry/Costas I. Karageorghis
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