台湾に留学の中国人学部生、今夏にゼロに 教育相「残念」
台湾に留学の中国人学部生、今夏にゼロに 教育相「残念」
写真拡大
(台北中央社)中国が2020年春に台湾への正規留学の禁止を発表したのを受け、台湾の大学に在籍する中国人学部生は今年度いっぱいでゼロになる。潘文忠(はんぶんちゅう)教育部長(教育相)は10日、台湾への留学を禁止した中国の措置について「残念だ」と述べた。
中国の教育部(教育省)は20年4月、台湾への正規留学を暫定的に停止すると発表。すでに台湾の大学に在籍している中国人学生に限り、台湾での進学を認めるとした。そのため、20年度以降に台湾の大学に新たに正規留学した中国人学生はおらず、19年度入学生が卒業するのをもって、中国人学部生は台湾の大学から姿を消すことになる。台湾の大学の新学年度は8月から始まる。
潘氏は立法院(国会)教育・文化委員会出席前に取材に応じた。中国の学生の台湾留学を一貫して支持する教育部の立場を示しつつ、中国の禁止措置で両岸(台湾と中国)の若者が交流する機会が減ったことを残念に思う気持ちを明かした。今後も台湾の対中窓口機関などと共に中国側とのつながりを積極的に求め続け、両岸の青年交流において台湾留学が非常に大きな効果を持つことを理解してもらえるようにしたいと語った。
(許秩維/編集:名切千絵)
外部サイト