「坊っちゃん劇場」の越智陽一社長(左)の訪問を受けた黄敏恵(こうびんけい)嘉義市長(嘉義市政府提供)

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(嘉義中央社)日本統治下にあった台湾から甲子園に出場した嘉義農林学校(現嘉義大学)野球部の球児らの物語を描いた台湾映画「KANO」を基にしたミュージカルの上演が愛媛県で始まった。主催する「坊っちゃん劇場」の越智陽一社長の訪問を受けた黄敏恵(こうびんけい)嘉義市長は、決して諦めない「嘉義精神」を改めて作品にすることで台湾と日本間の距離を縮めたと喜びを示した。

同市が9日、報道資料を出した。同映画は2014年、台湾で公開され、翌15年には日本で上映された。ミュージカルは「KANO〜1931 甲子園まで2000キロ〜」と題され、今月1日に初公演を迎えた。

越智社長はミュージカルについて、愛媛県出身で同校野球部の監督を務めた近藤兵太郎を主人公にしていると紹介。この物語を嘉義の人々と分かち合い、より多くの感動を与えることができればと期待を寄せた。

同作は今後1年間、愛媛県で公演される見通し。また、ミュージカルを高画質の「8K映画」にした作品が今年末、台湾で上映されるという。

(蔡智明/編集:荘麗玲)