海外から見た「食欲がわかない」日本の食べ物6選
日常生活では見られないようなヘンで面白いものを解説する「へんないきものチャンネル」から、海外の人から”気持ちがられてしまう”日本の食べ物を6つを紹介。


この記事はYouTube配信「【珍食】海外で気持ち悪がられている日本の食べ物6選【海外の反応】」から、ライブドア社の自動書き起こしツールによって生成されています。


オープニング


きつね: 突然だけどクイズよ、たぬきさん。

たぬき: えっ、急になんなの?きつねさん。

きつね: 次に挙げる料理の発祥国がどこか当ててみなさい。当てたら晩ご飯のから揚げ1個追加よ。

たぬき: ええっ、やるやる!

きつね: それじゃあ、まずは「天津飯」

たぬき: ぷぷぷ…。何それ超簡単じゃん! 中華料理だから中国でしょ!

きつね: ぶっぶー。それっぽいけど日本の中華料理屋で誕生したオリジナルメニューよ。

たぬき: えっ…?

きつね: それじゃあ、第2問。ナポリタンはどこの料理でしょうか?

たぬき: はっ…! パスタならイタリアとかそっちの方でしょ!

きつね: ぶっぶー。海外にはトマトソースを使ったパスタ料理ならあるけど、トマトケチャップで炒めるような料理はない。これも日本オリジナルよ。

たぬき: なんですと!

きつね: それじゃあラスト。トルコライスはどこの料理でしょうか?

たぬき: きつねさん、連続で外れてるからって僕をバカにしてる…? そんなの誰でも分かるじゃん、トルコライスはトルコ料理でしょ!

きつね: ぶっぶー。理由は謎だけど、トルコとは特に関係ないのに、この名前がつけられているのよ。そもそも、イスラム教徒が多い国だからトンカツを食べる習慣はないからね。

たぬき: も、もしかして想像以上に日本料理ってたくさんある…?

きつね: そう…。世界中でもとてもバリエーションに富んだ日本料理や和食だけど、最近ではそのオリジナリティーがさまざまな国から注目されているわね。ただ、そのすべてが海外の人たちの口に合うというわけではなく、日本人が大好きでも外国人からすればドン引きするような食べ物もあるのよね。

というわけで、今回は「海外で気持ち悪いと言われている日本の食べ物」について紹介するわ。

たぬき: あ、テレビでもそういう反応を見る企画とかあるよね。

きつね: そうそう、日本人も海外に行ったとき、食文化の違いで驚くことがあるけど、外国人から見た日本人もそうで、実は気づいていないだけで変な食べ物がたくさんあるのよ。今回は、そんな海外で気持ち悪がられている日本の食べ物について紹介していくわ。

その1:納豆





きつね: 1「納豆」。納豆は、煮たり蒸したりして柔らかくした大豆を納豆菌で発酵させた発酵食品で、納豆菌が育つ30〜45℃に1〜2日放置しておくだけで、自然と粘り気のある納豆に変わるわ。

日本人の朝の定番ご飯のお供としても人気な1品だけど、一説では平安時代に源義家という人が馬の背に乗せた煮豆を詰めた稲わらの俵を開けたところ、糸を引いた大豆を発見して、それを食べたという伝説が納豆の始まりといわれているわ。

たぬき: 納豆って、あのネバネバと匂いで苦手な人が日本人でもいるからな。海外の人でも好き嫌い分かれるってよく聞くけど、実際どうなの?

きつね: 日本にやってきた外国人は、伝統的な和食のひとつとして食べる機会が多いものの、その不人気っぷりは凄まじいもので、ゲテモノ食品として真っ先に挙げられるほど、ムワッとした匂い・ネバネバで糸を引く様子・口の中で広がる慣れない醤油味とヌメり気。

たぬき: なんかそう表現されると、急に美味しくなさそうに感じてきた。

きつね: 日本では、納豆をはじめとする様々な発酵食品が作られてきたものの、人間にメリットがあるものを発酵と呼んでいるだけで、発酵と腐敗には本質的な違いはなく、独特の臭気や酸味などを味わった瞬間、舌が腐っているものと判断して拒絶反応が出るんだと思うわ。

たぬき: 腐ってる食べ物扱い…。

きつね: そんな納豆を食べた海外の人たちの反応はというと「納豆は絶対無理。トロトロな食感も受け付けないし、醤油をかけてもネギとかワサビを入れてもやっぱり無理だった」「納豆の臭みとネバネバは、苦手なので食べたことがありません」

「腐った豆なので、とても食べたいとは思いません」「臭いがもう駄目。日本人の妻は、身体にいいよって進めてくれるけど受け付けないんだ。納豆は臭いしネバネバするし、腐った豆を食べるなんてありえない」。

たぬき: それがあり得る日本って一体…。

きつね: こんな感じで、海外の人の多くは納豆を食べ物として認めていないような状況なんだけど、なかには、日本人の味覚に近く納豆を好んで食べている海外の人もいて、納豆が苦手だったり、食わず嫌いの同じ外国人仲間に対して「えっ、君もしかして納豆も食べられないの? この日本食の美味しさが分からないなんて、まだまだだな」

たぬき: まさかの納豆マウント!?

きつね: もちろん、日本人でも納豆の好き嫌いはあるから無理に好きになる必要はないんだけど、納豆は栄養価の高い発酵食品として国内外でも注目されていて、近年の研究では脳卒中や心筋梗塞に繋がる血栓を溶かす酵素「ナットウキナーゼ」が含まれてると発見されたり。

腸の中にある悪玉菌を減らして腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を抑える効果が期待されていて、アメリカでも納豆の粘り気を洗い流してからサラダにのせて食べるなんて人もいるくらいなのよ。

たぬき: ネバネバは、納豆の一番のアイデンティティーなのでは…?

きつね: でも、最近はミツカンから糸をあまり引かない・臭いが少ない商品も展開されていて、口臭が気になる女性でも食べやすい納豆が開発されているから、ぜひ手に取ってみて欲しいわね。

たぬき: おおっ!これなら海外の人でも食べやすそう。

その2:卵かけご飯





きつね: 2・卵かけご飯。「卵かけご飯」は、日本人では知らない人はいない。生卵をご飯の上にのせて醤油をかけた料理ね。

たぬき: もはや説明不要な究極なメニューだよね。

きつね: ホカホカご飯の上に、トロっとしたまろやかな黄身に醤油のしょっぱさがベストマッチでシンプルながらも卵には多くのうま味が含まれており、ご飯の甘みと醤油の塩味が混ざり合うわ。

人間の舌は、多くの味覚が含まれている食材ほど、より一層美味しさを感じる作りになっていて、少し前には「TKG」と略称が作られたり、卵かけご飯専門店が登場したり、卵かけご飯の美味しさを追求する一般社団法人「日本たまこがけごはん研究所」が誕生したりと、たくさんの日本人を虜にしているわね。

たぬき: 究極の卵かけご飯とか、卵かけご飯に合う醤油とかも出たよね。

きつね: 日本で卵かけご飯を食べるようになったのは明治時代からだと言われていて、初めて卵かけご飯を食べたのは実業家の岸田吟香さんとされているわ。

たぬき: あのおいしさって世界共通だと思っていたけど、違うの?

きつね: そうね。もし海外の人の前でご飯にのせて混ぜだしたら、ドン引きされてしまうわ。実際に日本で生卵を食べる文化があることを知った海外の方が「生卵は食中毒になる危険があるので、私の国では絶対に食べない。日本人が卵かけご飯を食べる姿を見て衝撃を受けた」

「食べる文化がなかったので、いまだに生卵を食べるのは怖いと思ってしまう。母国では、生卵や半熟卵は食中毒になる可能性が高いから食べないようにと教えられている。

たぬき: えっ、食中毒…?

きつね: 卵かけご飯はその味というよりも、生卵を食べる文化に驚かれるわ。卵や魚を生のまま食べるのは日本の常識だけど、この生食文化は世界的にも珍しい独特の食文化で、海外では「生食=食中毒」と言われるほど、細菌や寄生虫リスクを恐れて加熱が常識になっているのよ。

たぬき: 海外だと、お刺身も驚かれるよね。

きつね: 魚などの生鮮食品をおいしくいただくには、なんといっても鮮度が命なんだけど、日本は海に囲まれている島国で、昔から全国で新鮮な魚が豊富に手に入ることと、奈良時代には仏教の影響で肉食が禁止されていたことから、魚を食べる文化が広まったことで、日本では魚を生で食べる文化が定着し、殺菌効果のあるワサビや醤油なども普及したが、それに加えて清潔さにとても神経質な国民性も相まって、日本の衛生管理は世界一と言われるほど、食の安全管理も行き届いているわ。

生卵には、サルモネラ菌という危険な細菌が潜んでいるおそれがあって、もし食中毒になると強烈な腹痛と数日間の下痢を引き起こすんだけど、卵の食中毒の発生リスクは海外と比べて日本が格段に低い特徴があるわ。

たぬき: 海外と日本だとそんなに違うの?

きつね: 日本では、具体的に徹底的に管理された清潔な施設で洗浄・乾燥・殺菌検査などの過程を経て、限りなく無菌に近い状態で出荷されるため、卵を割ったときに殻がちょっと中に入ったとしても、サルモネラ菌に侵される可能性が低いため、卵かけご飯を誰でも食べられるのは衛生的な証拠でもあるのよ。

たぬき: それを聞くと食べられないし、ドン引きするのも納得だけど、あんなに美味しいのに食べられないのが可哀想だな。

きつね: ただ、日本の文化に馴染んで安全だと分かれば口にする外国人も多く、白身のドロドロとした部分がちょっと…というイマイチな感想もあれば、クリーミーなおかゆのようでサラサラ食べられて美味しいという好評な感想もあったが、最近では卵かけ専門店が海外からの観光客にウケているみたいだから、もしかすると海外で卵かけご飯ブームが来るのは時間の問題かもしれないわね。

その3:牛タン





きつね: 3・牛タン。「牛タン」は、みんな知ってる焼肉でお馴染みの牛の舌ね。

たぬき: あの美味しい牛タンが苦手なの!?

きつね: お店で出てくるのは薄切りにしたものだけど、ブロック肉は煮込みに使われるし、舌の奥からタン元・タン中・タン先と分かれているんだけど、一番動かすタン先の方が、筋肉量が多く歯ごたえがあって。タン元は、一番脂がのった最高級の部位で柔らかさとジューシーさを味わえるわ。

たぬき: お肉なのに、海外で嫌われてるってのがよく分からないんだけど…? アメリカ人は、分厚いお肉で毎週BBQしてるんじゃないの?

きつね: 偏見が過ぎるわね。海外では、メキシコ・ドイツ・フランスなどそれなりにいろんな国でタン料理は作られているものの、積極的に牛タンが好まれていて消費されているかというと、そんなことはなく全世界で消費されている牛タンの量は年間約10万トンと言われているんだけど、そのうち約半分の5万トンが日本で消費されていると言われているわ。

たぬき: そんなに日本人って牛タン大好きだったの!?

きつね: 日本で大人気の牛タンが、なぜ海外であまり食べられてないかというと、牛とキスしているように感じるからよ。

たぬき: そ、その発想はなかった…。

きつね: しかも、これは唇じゃなくて舌だからね。例えるなら、牛とめちゃくちゃ濃厚なキスをしていることになるわ。

たぬき: 牛タンが食べにくくなるから勘弁して!

きつね: 確かに、日本人でも牛の舌と聞くと遠慮する人もいるけど、ほとんどの人が美味しいから気にしないという感覚で食べているわね。海外でも牛タンを食べる国と食べない国は分かれているため、様々な反応があったわ。

「ほかの大陸の人は牛タンを食べるけど、アメリカ人は処理されてない肉をためらう傾向にある。食べたことない人は、安くて上手いから牛タンを試すべき。弱火で煮て、玉ねぎとコショウと米と合わせて食べるだけで良い」「もちろん、イタリアでは食べられてる。捨てたくない部位はたくさんあるから、それぞれに伝統的なレシピが存在する。なぜか、一部の人は気持ち悪いと思ってるけど、大抵の人は気にしてない」

たぬき: 海外でも国によって、全然反応が違うんだね。

きつね: 牛肉食が定着したのは、日本の長い歴史においてつい最近のことだけど、日本人はクジラやどんな動物でも、お肉だけでなく毛皮や内臓も余すことなく利用するという価値観があり、牛肉が食べられるようになった後も、いわゆるモツ(内臓)なども勿体ないからという理由からモツも定番のメニューとなり、海外では一般的に捨てられるタンも食べるようになったわ。

たぬき: 美味しいし、もったいないお化けが出ちゃうからね。

きつね: 海外ではあまり消費されないため、大量のタンブロックが激安で販売されており、牛1頭からわずかにしか取れない希少な部位だけど、輸入でも安く入手可能なのよ。先入観さえ抜きにすれば、ステーキと同じぐらい美味しいと好評だけど、タンが好きな人は牛タンをあまり食べない国に行くと安くたくさんタンが食べられるわよ。

その4:海苔





きつね: 4・海苔。「海苔」は、様々な海藻を原料とした薄く伸ばして加工した食品で、生海苔や板海苔、ご飯のおかずに味付け海苔、巻き寿司に使われたり、まぶしたりと、あらゆる日本料理を陰で支えてくれる大切な食品ね。

たぬき: 海苔なんて別に嫌われる要素は特にないと思うんだけど、食感もパリパリでシンプルな塩味だし、これも気持ち悪がられているの?

きつね: 海苔が苦手な理由としては、見た目が苦手、磯の香りが好きになれない、歯にまとわりつくのが不快などが挙げられているわ。

たぬき: 見た目が苦手ってどういうこと?

きつね: これは国によって違うんだけど、アメリカでは黒い色に対して高級というイメージと同時に死・不吉・失望などネガティブなイメージをお持ちらしく、生きることに直結する食事の中に死を想起する黒が入っていると食欲がそそられないようで、

黒いオリーブやプルーン・ブルーベリーなどで黒の食材は探せば見つからなくはないけど、日本の海苔や昆布・ひじきや黒豆など伝統的に黒い食材が食卓に並ぶことはないわ。

たぬき: 確かにアメリカの食べ物だとちょっと思いつかない。

きつね: しかし、外国人人気の高いお寿司の軍艦巻きに海苔は欠かせないもの。そこでアメリカで誕生したのがカリフォルニアロールと言われているわ。

たぬき: カリフォルニアロール?

きつね: カリフォルニアロールは、1960年代に海外に渡った日本の職人さんが考案したと言われる。日本の巻き寿司とは異なる海苔が内側になる巻き方で作られたお寿司で、当初は日本と同じように外側に海苔が巻かれていたものの、馴染みのない黒いものを不気味がって剥がして食べるアメリカ人が多かったため、レストランのオーナーの提案を受けて開発されたと言われているが、こうすることでカリフォルニアロールはアメリカ全土の人気食となったわけね。

たぬき: 賢いアイデアだね!

きつね: そもそもだけど、海藻などを食べるのは、東アジアや一部の国に限られており、一説では海苔などの海藻を消化できるのは日本人だけなんていう話もあるわ。

たぬき: ええっ、日本人めっちゃ凄いじゃん!

きつね: 日本人は8世紀頃から海苔を生食してきたためか、その長い食文化によって自然と海苔を分解できる海洋細菌が腸内に住み着き、それを受け継いでいたのよ。

これは、2010年にフランスの海洋生物研究所が発表した論文がきっかけで広まったもので、同研究所がデータをとったところ、生海苔を分解できる細菌が日本人だけで見つかったと発表されたものの、厳密には日本人だけの特殊能力ではなかったわ。

たぬき: へ…?

きつね: その後、追加された論文によると、海産物を生食する習慣のある民族すべてが海藻を分解できる腸内細菌を持っている可能性があるとされ、日本人の中にも海苔を分解できる細菌を持たない人たちもいたことから、厳密には日本人は海苔を消化できる細菌を持つ人が多いという表現が正しいわね。

たぬき: 日本人だけの特殊能力じゃなかったと…。

その5:もんじゃ焼き





きつね: 5・もんじゃ焼き。「もんじゃ焼き」は、小麦粉をゆるく水溶きした、いわゆるお好み焼きに似た粉もの料理で、ソースなども生地に混ぜ込んで鉄板の上で焼き、海苔上のもんじゃをヘラですくって食べると美味しいわよね。

関東の下町の駄菓子屋で関西のお好み焼きを子供向けに作って販売しようとしたものが始まりで、ダシを入れすぎて失敗したものがルーツの東京発のローカルフードなのよ。

たぬき: こ、これはなんとなく嫌われる理由がわかる自分が憎い…。大体、わかっちゃったんだけど、これって見た目が…。

きつね: こらこら。ゲ○みたいに見えるなんて言っちゃダメよ。

たぬき: いや、オブラートに包んで。僕言ってないからね。

きつね: 日本人でもその見た目からアレっぽいなと感じる人が多いものの、鉄板に流し込んだ時に香るそのダシの焦げる匂いは、日本人を誘惑するわ。せっせと土手を作り、ほど良く火の入ったもんじゃをヘラで口に運べば幸せな気分になるけど、

お世辞にも見た目の良くないベチョベチョの生地を必死に口に運ぶ姿は狂気的に映り、見た目がNGでドン引きする外国人も少なくないわ。

たぬき: でもでも、味は美味しいでしょ。

きつね: ある程度、日本の食べ物の経験がある外国人ならダシの香りもわかるし、混ぜ込んだソースや調味料の絶妙で複雑な味わいなどを気に入ってくれるものの、比較されがちなお好み焼きに比べると、味のインパクトが薄いため、外国人によっては水っぽくて味のしない残念なお好み焼きと評価されることもあるわ。

たぬき: もんじゃ焼きに対して、史上最悪の侮辱なのでは…?

きつね: 海外では、お寿司や天ぷら・ラーメンなどの日本食が昔から定番で人気だけど、近年は訪日観光客も増え、いろんなB級グルメも味わってみたいというニーズが高まったこともあり、その中でお好み焼きが大ヒット。

海外ではブームが起きて専門店も増えているほどで、イギリスやフィリピンには日本のチェーン店の「道とん堀」や「千房」が進出し、観光ガイドやニュースサイトも日本で味わってほしいグルメとして紹介されるまでに。ソースにマヨネーズという濃厚でパンチの効いた味わいが人気なのがもちろん、お好み焼きのもうひとつの要素が海外の人にウケていたわ。

たぬき: もうひとつの要素…?

きつね: 「私は、京都で素晴らしいお好み焼きを食べた。鉄板で自分で焼いて美味しかった。料理人は、お好み焼きを台無しにしないよう注意深く見守ってくれた。私は日本食のDIYの側面がかなり好きだ」「日本にいた時に最初に食べたもののひとつだった。素晴らしい体験でスタッフはきちんと作る方法を非常に親切に教えてくれた」

たぬき: あっ、なるほど! 自分で焼いて作るってことね!

きつね: 味だけじゃなく、一連のお好み焼き体験を喜んでいるようね。

たぬき: でも、それを言ったらもんじゃ焼きも…。

きつね: もんじゃ焼きは、日本人でも作り方をよくわかってない人が多いわね。でも、もんじゃ焼きを焼いている動画を見て美味しそうと言ってくれる外国人もいるみたいだし、見た目に負けずお好み焼きとの違いや発祥の違いなどで魅力アピールして海外進出して欲しいわね。

たぬき: 負けるなもんじゃ焼き!

その6:餅





きつね: 6・餅。「餅」は説明するまでもないけど、もち米を蒸して、杵で突いたり、練り上げた食べ物で、主にお正月に焼き餅にしたり、蒸したり、お雑煮に入れたりと様々な食べ方があったり。西日本と東日本でお餅の形が異なっていたりと、日本の文化を反映する食材でもあるわ。

たぬき: 餅って、真っ白で見た目も可愛いし食感も楽しいのに? 海外の人たちからすると、むしろ新感覚って感じで流行しそうなんだけど…。

きつね: そうね。餅の原料はお米だし、お米やご飯が嫌いという外国人はとても少数。餅は海外でそのまま「Mochi」と呼ばれている。世界共通語でもあり親しまれているわ。

たぬき: えっ、むしろ好かれているのでは…?

きつね: しかし、餅といえば日本人でも注意しなければいけないのが窒息事故。過去動画でも紹介しているけど、お正月にお餅を喉に詰まらせて亡くなる高齢者がとても多く、厚労省によると、2018〜19年の2年間だけで65歳以上の高齢者661人が窒息で死亡しており、このうち4割の事故が1月に集中しているというデータもあるわ。食品安全委員会によると、1億人が餅を口に入れると最大7.6人が窒息死するリスクがあるとされているわ。

たぬき: お、お年寄りキラーすぎる…。

きつね: これについて、海外では変な風に誤解されているみたいで、日本人はお米を古くから食べていて神聖視していることから、お正月に鏡餅を飾って崇めてから食べた死んでしまうやばい民族だと思われているのよ。

たぬき: 何も間違ってないのでは…?

きつね: とはいっても、注意すれば餅を喉に詰まらせることはないし、問題のある食べ物ではないわ。ただ、餅を食べる時の注意がてら、のどに詰まらせる事故が起きてるという小話をすると、震え上がって食べなくなったり、怖がりながら小さくちぎって食べるそうよ。

たぬき: そりゃそんなこと聞いたら食べるの怖くなるでしょ…。

きつね: 最初は恐る恐るかもしれないけど、もち状の食べ物は海外にもいろいろあるし、伸びたり食感が独特で面白いこともあってか、気に入る人もたくさんいるわ。「初めて餅を食べた時のことを思い出す。味が付いてるのかと思ったら味がなかったけど、チューイングガムみたいだから食べ続けてたよ」「日本に住んでるキリスト教徒だけど、面白いから食べてるよ」

ほかにも、マシュマロみたいに見えるという意見もあったけど、アメリカでは餅といえば「Mochiアイス」をイメージする人が多いそうで、これは求肥で包まれた和風スイーツで、厳密にはお餅ではないんだけど、本物のお餅も味付けのバリエーションも豊富で、きな粉や磯辺揚げも日本独特の味付けだから、和食好きの外国人ならきっと気に入るに違いないわ。

たぬき: 本物のお餅もブームになってほしいなぁ。


きつね: 今回もいろんな日本の食べ物を紹介してきたけど、どうだったかしら?

たぬき: 納豆とかなら日本人でも好き嫌いが分かれるから分からなくもないけど。みんな大好きな牛タンとか海苔が海外で嫌われてるって意外すぎた…。

きつね: なかなかショックを受けるとは思うけど、こうして海外の人の好き嫌いの傾向を知ることで、その背景にある食文化、ひいては歴史的背景や価値観などを理解する入り口になるわ。

海外に好まれる日本食・わさび





きつね: それに、気持ち悪がられているだけじゃなくて、ちゃんと好かれている意外な日本食もあるのよ。例えば、お寿司には欠かせない日本の伝統的なスパイス・わさびも今や海外の定番になってるわ。

たぬき: ええっ!? 鼻にツンと来るから嫌いな人も多そうなのに!?

きつね: わさびは、奈良時代の文献にも登場する日本固有の植物なんだけど、鋭い辛みの後に来る優しい後味がほかのスパイスでは味わえないと海外で評判になり、イギリス・オーストラリア・カナダなどでは、独自の栽培技術が確立されて、チーズと融合した「バジロンわさび」や、フルーツのシロップ漬けに入れたりと、アレンジレシピも考案されて新定番になりつつあるのよ。

たぬき: それはなんだか嬉しいなぁ。

きつね: 私たちも負けじと、海外のスパイスでアレンジレシピを作りたいものね。

たぬき: ん…?

きつね: というわけで、あんみつにデスソースを添えた「デスみつ」を考案してみたんだけど、どうかしら?

たぬき: 心の底から遠慮しておきます…。

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