台湾・基隆を母港とする国際クルーズ船、今夜日本に向け出港(基隆市政府提供)

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(基隆中央社)フランスのクルーズ会社、ポナンが運航するクルーズ船「ル・ソレアル」が24日午前、北部・基隆市の基隆港に初寄港した。同船は乗客を乗せ、午後6時に日本へ向けて出発する予定。同港の運営会社によれば、同港を母港とする小型クルーズ船が運航されるのは昨年10月に新型コロナウイルスの水際対策が緩和されて以降初めてだという。

この日は同船の寄港を記念した式典が開かれ、同市の謝国樑(しゃこくりょう)市長は、クルーズ船が頻繁に基隆に寄港し、地方観光を促進することを楽しみにしているとあいさつ。市政府もさまざまな準備を行い、海外からの旅行者を迎え入れ、地方経済を活性化させると意気込んだ。

同船には約200人が乗船する見込み。市によると、うち80人は海外からの旅行者で、航空機で台湾に到着後、船に乗り換える。また台湾からの乗客120人は日本に到着後、航空機で台湾に戻るとしており、新たな遊び方だと指摘した。

7日には水際対策の緩和後初めて同港に国際クルーズ船が寄港した。同港の運営会社は、今年延べ72隻が停泊して28万人以上の観光客が訪れる予定だとし、基隆、台北、新北の北部3市にもたらす経済効果は10億台湾元(約42億8500万円)に達するとの見込みを示している。

(沈如峰/編集:齊藤啓介)