立法院に出席する陳建仁行政院長(左)と邱国正国防部長(右)=2023年3月10日、中央社記者趙世勳撮影

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(台北中央社)邱国正(きゅうこくせい)国防部長(国防相)は10日、台湾有事が発生した場合、台湾に友好的な国からの支援は望むが、あてにはしないとの考えを示した。「寄りかかることはしない。頼りにならないからだ」と述べ、自分こそが一番頼れる存在だとした。立法院院会(国会本会議)での答弁。

与党・民進党の陳亭妃立法委員(国会議員)は、台湾海峡で早ければ2026年にも軍事衝突が発生するとの一部専門家の予測が海外メディアで報じられたことを取り上げ、今の雰囲気から見れば、全ての民主国家が台湾と共にあり、有事の際には支援の手を差し伸べてくれるだろうとしつつ、台湾はどんな準備をすべきかと質問した。

邱氏は専門家のさまざまな意見を尊重するとしながらも、「備えあれば患いなし」という点にこそ関心を寄せるべきで、国軍としてはその方向に向かって準備を進めていくと回答した。

陳建仁(ちんけんじん)行政院長(首相)は、台湾に友好的で共通の理念を持つ国と共に民主主義の価値観を守る姿勢を示した上で、「戦いに備えてこそそれを避けることができ、戦う力があってこそ戦いを止められる」と述べた。

(王揚宇/編集:荘麗玲)