8回、フェンス直撃の二塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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8回に登板したレイズ外野手フィリップス「彼は自分から本塁打を打てなかったね」

 米大リーグのエンゼルス大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地レイズ戦で5打数2安打を記録した。大量リードした8回には登板した相手野手からフェンス直撃の二塁打。対戦したレイズのブレッド・フィリップス外野手は“米国の大谷”を名乗り、爆笑回答を連発している。

 まさかの対決だった。エンゼルスが8点リードした8回、レイズがマウンドに上げたのは外野手のフィリップス。トラウトが2ランを放った直後、対峙した大谷は山なりの球にややタイミングをずらされながらもとらえた。打球はライト方向にぐんぐん伸びる。しかし、惜しくもサク越えならず、フェンス直撃の二塁打。メジャー通算100号はお預けとなった。

 結局、本来は右打ちのレンドンに左打席から2ランを浴びるなど1回4失点となったフィリップス。米フロリダ州地元紙「タンパベイ・タイムズ」によると、試合後は大谷との対戦について振り返り、ジョークを連発したという。

「アメリカのショウヘイ対日本のショウヘイの高い期待が寄せられていた対戦だった」と“米国の大谷”を自称したフィリップスは「パワーについて聞いていたけど、フェンス直撃だった」とサク越えを許さなかったことを指摘した。

「自分の球に慣れていなかったからなのか、気づかなかったからなのか。いずれにせよ、自分が知っているのは本塁打を打つ男」とフィリップス。「でも、彼は自分からは打てなかったね。つまり自分の方が優れたショウヘイだってこと? それはみんなに決めてもらおうかな」と言い放ったという。

(THE ANSWER編集部)