近年、豊かになった中国ではペットブームが加速しており、イヌを飼う人も増えているが、その背後ではペットをめぐるトラブルも増えていると言われる。この点で、日本の飼い主たちは中国の飼い主にとって良いお手本になっているという。(イメージ写真提供:123RF)

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 近年、豊かになった中国ではペットブームが加速しており、イヌを飼う人も増えているが、その背後ではペットをめぐるトラブルも増えていると言われる。この点で、日本の飼い主たちは中国の飼い主にとって良いお手本になっているという。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、「日本人のイヌを飼い方は学ぶに値する」と題する動画を配信した。

 配信者は、日本在住の中国人で、イヌの飼い方に関する日中の違いを紹介した。動画ではまず、中国では最近、イヌにリードを付けずに散歩させていたため、子どもが追いかけられるというトラブルがあったことを伝えた。そばにいた子どもの保護者が飼い主に苦情を言ったところ、飼い主は謝るどころかイヌに手を出したら子どもに危害を加えると脅したという。この飼い主は、金持ちなのですべてを金で解決できると豪語していたそうだ。

 実際、中国では同様のトラブルが頻発しており、散歩の際はリードを付けなければならないと法律で定めた都市もあるが、なかなか守られていないのが現状だ。なかには、「うちのイヌは、自分で外に行ってトイレを済ませて自分で帰ってくる」と誇らしげに語る人もいるそうだ。

 この点で、日本のイヌの飼い方は「とても民度が高い」と配信者は高く評価している。リードを付けずに散歩する人は皆無で、飼い主はビニール袋を必ず持参していて、糞を持ち帰っていると紹介している。中国では、以前と比べるとリードを付けて散歩する人は増えてきたが、糞を持ち帰る人は皆無と言ってよく、糞を拾っている人はいないようだ。

 日本でも昔は放し飼いや糞を持ち帰らない飼い主は多かったようだが、今ではリードも糞の持ち帰りもすっかり常識的なマナーとなっている。中国でも問題視する声は多く、改善が期待されるが、まだまだ時間がかかりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)