スマホの故障や買い増しで便利! 意外と知られていない分割払いを複数申し込める条件とルール
特に最近では10万円を超える高価格なスマートフォンも珍しくなく、一括で購入するにはハードルが高くなっている。このため分割払いを利用する人がほとんどのはずだ。
しかし分割払い中、もしスマートフォンが壊れてしまうなど買い換えを余儀なくされた場合はどうなるのか、これは意外と知られていない。
今回はそんな「分割中のもしも」はどうなるかを解説していく。
○分割払いは複数組めるが条件がある
スマートフォンや携帯電話が壊れてしまった場合の選択肢は
・買い換え
・修理
・補償サービスを利用しての交換
この3つが挙げられる。
補償サービスに加入していない場合は交換ができないだけでなく、機種や故障内容によっては修理費用が高額になってしまうため、諦めざるを得ない場面もある。
これは筆者の経験談だが、携帯電話の販売に携わっている中で修理費がどうしても高額になってしまう機種で、お客様に、
「本当に修理費が高くなるので、毎月数百円の補償に入った方がいいです」
こう伝えしても
「今まで壊れたことがないから大丈夫」
この一点張りで加入しないケースはかなり多かった。
本当にそういうお客様に限って購入から間もなくして、修理費が高額になりそうなトラブルでお店に再訪してくることは珍しくない。
結果として修理や交換が難しい場合は買い換えとなる。
そして、その次の買い替えでは分割払いが組めないのだ。
携帯電話各社の分割払いは「複数の分割」が申し込めるのだが、直近で分割払いを組んでいる場合は2個目の分割はすぐに組めないことになっているからだ。
2個目の分割払いは「前回の分割払いを組んでから半年経過」が条件となるのである。
つまり、購入から半年以内の時期にスマートフォンを壊して、補償サービスの加入無しで、買い換える場合は、分割では購入することができないのだ。
逆を言えば、半年が経過していれば、
補償サービスが利用できず、修理費が高額になる場合は、次の機種も分割で購入するという選択肢が選べる。
また、24回払いや48回払いなど、長期の分割払い中に「気になる機種が出てきたので、分割支払いが終わっていないけど買い換えたい」という場合にも、次の機種を分割払いで購入することも可能だ。
筆者の周りでも「分割中だからまだ買い換えできない」と相談されることが多いのだが、実は次の分割を組んで購入できるということを教えてあげると、すかさず買い換えに行く知人は少なくない。
注意点を挙げるとすれば、前の分割が残った状態で次の分割を組むため、毎月の支払いは2台分の分割支払いとなり高額となることだろう。
○組める分割の数は会社によって違う
分割払いで携帯電話を購入し、その支払い中に次の分割払いが組めることは上に書いた通りだ。
しかし、会社によって組める「分割払い」の数が違うことはさらに知られていない。
国内の携帯電話大手三社は
NTTドコモ … 2契約
au … 3契約
SoftBank … 3契約
となっている。
これも1電話番号あたりに申し込める分割払いの数なので、例えば2つ電話番号があれば合計で6つの分割払いを組むことが可能だ。
流石に3つや6つと最大の数まで分割払いを申し込むことは稀だとは思うが、すでに分割支払い中に買い換えを余儀なくされるトラブルに遭ったり、分割支払いの終了前に買い換えたかったりしたい場合、選択肢として「次の分割が組める」ことは知っておいて損はないだろう。
なお、分割が組める最大数は上記の通りだが、それとは別に審査があることは忘れてはいけない。
分割の契約数はもちろん、支払いの総額が一定額以上になってしまうと分割審査に通らないといったことは十分にあるからだ。
もし組めなかったとすれば「元の分割を前倒して払う」か「次に買う機種を安価にする」といったことで、次の分割が組める可能性もある。
スマートフォンや携帯電話の購入方法としてすっかりメジャーになった分割払い。
支払い中は「その機種に縛られる」イメージがあるが、実はそうではない。
いくつかの条件はあるものの、
・分割が組める数
・次に分割が組めるタイミング
これらを知っておくことで、高額修理や補償無しで「携帯が使えない」状況を回避する方法として、是非覚えておくといいだろう。
執筆 迎 悟
