ウルトラセブンの世界が実現! iPhoneとビデオ通話できる子供専用には勿体なさすぎる「dokiWatch」
毎回登場する特殊メカや宇宙人など、今見ても古臭さを一切感じさせない大人も楽しめる優れた番組だ。
中でもウルトラ警備隊の各隊員が腕に装着していた腕時計型ビデオ通話装置「ビデオシーバー」は、近未来を感じさせる最先端のアイテムだった。
そのビデオシーバーのようなビデオ通話ができる「dokiWatch」が、クラウドファウンディングのKikstarterで資金調達に成功。早ければ、今年5月には発売される予定だ。

dokiWatchはスマホアプリとの間でビデオ通話ができる。ウルトラセブンのビデオシーバーのような製品だ
dokiWatchは、子供と親がいつでも顔を見ながら通話することができる。その開発目的は、子供の安全を考えたビデオ通話が可能な腕時計なのだ。
通信回線は3Gを使い、親がスマホアプリ、子供がdokiWatchを腕に装着することで、親子間でビデオ通話ができる。GPSを内蔵しておりdokiWatchを装着した子供が学校や塾、家など、指定された場所に到着するとスマホアプリに自動通知されるようになっている。
またdokiWatchは、本体横のSOSボタンを押せば、押した瞬間から1分間(60秒)、周囲の音声を自動的に録音して親のスマホアプリに通知する。
さらに継続して60秒ごとにdokiWatchの場所を通知してくれる。共稼ぎの夫婦などにとっても、子供の安全をいつでも確認できる優れた腕時計と言えるだろう。

緊急時にはとっさに録音、60秒ごとに位置をスマホに通知できる
だが、これらの機能を親子間だけで使うのはもったいない。
大学生や大人でも日々のコミュニケーション用途として使っても十分実用性がありそうだ。
今のスマートフォンは、ソーシャルアプリを使えば簡単に音声通話やビデオ通話ができる。
だが、スマホをポケットに入れていたり、周囲が騒がしいと着信に気が付かなかったりすることがよくある。
しかし、dokiWatchならば腕にはめた腕時計に直接ビデオ通話がかかってくるので、確実に繋がることができるだろう。
友人どうしの集まりに遅刻しそうなとき、相手のdokiWatchに直接ビデオ通話をかけて「ごめん、まだ向かっている」とリアルに自分の状況を伝えることもできるわけだ。
また仲間とパーティーで楽しんでいるときにSOSボタンを押せば、その場の様子を他の人や友人に伝えることもできる。SOSボタンの使い方としては正しくないだろうが、その場の雰囲気を自動録音して伝えることが簡単にできるのだ。
つまり子供用の製品として開発されたdokiWatchは
・いつでもビデオ通話が可能
・ワンタッチで60秒の音声を送信できる
という、この2つの機能だけでも、大人のコミュニケーションツールとして様々な応用ができそうなのである。

メッセージ送信機能も搭載。子供以外にも使えるアプリが出てくるかもしれない
実はこのdokiWatchは、スマホと同じAndroid OSをベースにしている。
そのため、新規に専用アプリを開発、提供することもできるのだ。
今後、dokiWatchのビデオ通話や本体カメラを活用したアプリがいろいろ出てくることも期待されている。
たとえば、dokiWatchの画面を見るだけでセルフィーを撮影したり、そのままソーシャルサービスにアップしたり、といったアプリも出てくるかもしれない。
dokiWatchの売れ行きが良ければ、開発元のDoki Technologiesから「大人向けのソーシャル用スマートウォッチ」も出てくるかもしれない。
今までの腕時計型デバイスは、スマホ連携機能はあるものの「楽しさ」に欠けていた。
DokiWatchは子供に安心を与え、大人に楽しみを与える、まさに未来を先取りした商品かもしれない。
山根康宏
