学生の窓口編集部

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1月25日放送、「首都圏ネットワーク」(NHK)では、野菜の価格について。今年の冬は暖冬だったが、突然寒波がやってきてかなりの冷え込みとなった。そして低温の影響で野菜の一部が値上がりの見通し。農畜産業振興機構は、来年1日〜10日の東京都中央卸売市場の卸売価格の見通しを発表し、今後の価格について公表した。

野菜の価格をめぐっては、暖冬があった影響で去年11月以降の価格の安い状況が続いていた。今年に入って、雪が降ったり、気温の低い日が続いた。そのため出荷が減ると見込まれるため、野菜が値上がりするというのが主な理由だ。農畜産業振興機構では、暖冬の影響で野菜は価格が安い状態が続いていたが、今後は気温の低下で品目によっては価格が高騰するものもあるとした。

最近の寒さからは思い返すのも難しいが、昨年秋から、年明けにかけて暖かい日が続いた。それによって野菜の収穫は過剰気味。暖かい日が続いたので鍋の需要も高まらなかった。その結果、過剰に収穫できているのに消費が低迷するという悪循環だった。野菜の価格低迷は家計にとってはありがたいことだが、農家の経営は苦しさを増している。生産地では出荷価格が生産経費を下回る状況が続いていた。だがそれ以降、急激に気温が低下したことで生産量が減り、また鍋などの需要も高まることで盛り上がりが期待されている。これは家計にとってはピンチだが、農家の側にとっては非常に歓迎すべきことだ。

一時期、ダイコンやキャベツが前年の同じ時期と比べて、3割ほど安い価格で販売されているスーパーもある。雪の影響が一部出ているものの、それでもあらゆる野菜が前年よりも安くなっていた。特に鍋食材の売れ行きが悪かったという。暖冬の影響がこんなところにも出ているのだ。

農林水産省の調査では、1月11日〜13日のダイコンの小売価格は1キロあたり124円と、平年よりも16%安くなっている。キャベツの値下がりは4割だ。秋口から大きなサイズのダイコンが次々と収穫されたが、赤字の農家も多いという。東北地方は11月まで温暖で、九州は台風被害が少なく、各地で収穫が潤沢だ。そして鍋需要もなかったので消費が落ち込み、価格が上がらない状態だった。だが今後は寒さが進み、野菜価格も無事に値上げに転じるようだ。