まさかのネット「リアル炎上」中継で大火事へ! その教訓からAmazonで消火器の爆売れ現象が発生

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先日、ネット中継をしているユーザーにてあってはならない事故が起きた。
その影響で、Amazonで「消火器」が爆売れてしているようだ。

●炎上するも対処方法でまたもや炎上騒ぎに
その事故というのは、インターネット中継「ニコニコ生放送」を行っているユーザーが、誤って火をつけてしまったことによる。

問題はその後だ。
火のついたビニール袋を部屋の隅に持って行き、その後
・ダンボールを置いてみる
・布団で消そうとするものの消えないため放置
・炎の大きさに対してあまりに少量の水をかける
といった対処によって、本当に炎上してしまったのだ。

また、その様子はインターネット中継で流されていたほか、その後YouTubeにも転載された。
再生回数は、10万回を軽く超える事態となっている。

今回の火災に対する対処方法のマズさについて、世界中からコメントが入ってしまうなど、まさに
「現実でもネットでも大炎上」
状態となってしまったのだ。

ちなみに、炎上した部分は一軒家の2階部分で、死者やけが人などは出ていないようだ。

●火事の反動か? Amazonで消火器が爆売れ
このリアル炎上動画を見たユーザーは、火災や火事の恐ろしさを改めて感じたようだ。
そこで、ある現象が起こった。
それは、Amazonで販売されている「消火器」が売れ筋商品1位を獲得したのだ。

「ホーム&キッチン」のカテゴリでは通常、歯ブラシや調理器具など、売れ筋としては生活用品が上位に登場する。
しかし、インターネット中継によるリアル炎上によって、「消火器」がカテゴリ内で1位を獲得したのだ。

現在では少し落ち着いて、カテゴリ内6位となっているが、まさに「リアル炎上中継」の影響力の大きさを知らされた例となった。


現在は6位まで順位が落ちているものの存在感のある「消火器」


●もし、自分だったらどうする? 火がついてしまった場合の対処
もしも、なんらかの理由で身近な場所で火がついてしまったら、どうすれば良いだろうか。

もっとも間違いないのは、「消火器」での消化だ。
また、大量の水をかけるのも有効だ。

いくら火を防ぎたくても、火の上にモノを置く行為は解決にならない。ましてや間違っても可燃物をくべるようなことはするべきでない。

しかし、もっとも大事なのは、火災がおきてもパニックにならないこと。
冷静に対処できるように、日頃から消火器の場所や使い方をしっかり把握しておくことだ。
今回の「リアル炎上」によって、それを再認識した人も多かったのだろう。


布施 繁樹