年明け以降、国際資本市場の調整が続いている。筆者は、コロナ対応による大規模な財政・金融緩和で嵩上げした資産ブームの調整と位置付けている。いわばコロナバブルの崩壊だ。基軸通貨国の場合、バブルの崩壊過程では、国内への資金回帰が生じるため、自国通貨高がもたらされる。それゆえ、トリプル安ではなく、「債券安、株安、ドル高」が観測される。 【あわせて読みたい】ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト