韓国の旅客船セウォル号の沈没事故と関連し、検察と警察の合同捜査本部は18日、イ・ジュンソク船長と3等航海士、操舵手など3人に対して逮捕令状を請求した。複数の韓国メディアが報じた。

 乗客を残して救出されたイ船長ら3人の身柄を拘束するとともに、 船舶改造業者などに対してはコンピューターなどの押収捜索も行われるなど、原因究明のための捜査が本格的に進行している。

 イ船長には、乗客の救助を怠ったとする特定犯罪加重処罰法違反などの容疑で、船員には業務上過失致死傷などの容疑と伝えられた。

 イ船長の有罪が認められれば、懲役5年から無期懲役が処罰の条項に含まれているという。今回の事故に起因する国民的な公憤を考慮したものであり、韓国メディアはそれだけ今回の問題が深刻であるためとの見方を示した。

 合同捜査本部は、セウォル号が沈没する過程で、イ船長らが乗客を残して先に脱出したのか、また、不適切な船内放送をしたのかなども調査している。

 さらに、船の改造業者などからコンピューターのハードディスクなどを押収し、船舶の改造が、今回の事故との関係があるのかについても捜査する。

 一方、19日午前8時現在までにセウォル号の乗員乗客476人のうち174人が救助され、29人が死亡し、行方不明者は273人にのぼる。(編集担当:李信恵)