2008年4月に撮影。セレッソ大阪で活躍していた頃の香川真司  (C)フォート・キシモト

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25日放送、フジテレビ「ライオンのごきげんよう」では、サッカー解説者・永島昭浩氏が出演。マンチェスター・ユナイテッドで活躍し、世界的トッププレーヤーたちの仲間入りを果たした香川真司の少年時代について、あるエピソードを語った。

番組お馴染みのサイコロトークにより、「ザンネンな話」をすることになった永島氏は、「私の息子が、今年20歳になるんですけど。高校までは(父に)気を遣ってサッカーをやってくれていた。今はやってないですけど・・・」と切り出す。

すると永島氏は、「小学校の時に一緒に(息子と)チームメイトだった子が、近所の公園でサッカーをやっていたんです。サッカーをやっている時に、近所の3つか4つ上のお兄ちゃんが“みんな集まって”ってまとめてくれて、スクールでもなんでもないのに、サッカーを教えてくれてた」と続けた。

「結局その子が一番うまくて、テクニックもあって。ゴールキーパーまで抜いてシュートを決めようって時に、必ず低学年の子供たちにシュートを打たせてあげる。それで(子供たちが)サッカーをすごく好きになって、“絶対Jリーガーになろう”って思ってたんですって」と話した永島氏は、「ある時、みんなが中学生くらいになって、パッとJリーグの試合を見てたら“あっ、お兄ちゃんだ”、“(サッカーを)教えてくれたお兄ちゃんだ”って見つけて。その選手がなんと香川真司選手だったんです」と明かした。

これには、スタジオから「ええぇー」という声が挙がり、司会の小堺一機も「なんて素敵な話なんだ」と驚いたが、永島氏は「チームメイトの友達は、(香川に)教えて貰ったから今も頑張ってサッカーやってるんですけど、残念なことにうちの息子は真司に教えて貰っていないので・・・」とオチをつけた。